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Aside
『やめてっ!!!触らないで!』
意識が戻ったところに3人の男性が私の身体をチェックする
私は必死にもがいた
時間が経つにつれて紐と手首が擦れ痛い
至る所を汚い手で触られる
「問題なさそうだな。呼んでこい」
「はい」
また誰か来るの?
次は殴られるの?殺されるの?私どこ行くの?
恐怖と痛さで目頭が熱くなり涙がコンクリートの上にぽたぽたと落ちる
ガラッとドアが開くと6人組の男性がこちらへゆっくりと向かってくる
「この子が東雲Aちゃんですか?」
「へぇ〜笑いい顔してんじゃん」
桃色のネクタイをした人が私の頬をなぞる
「この女の子、いくらなの?」
次はネクタイの色が紫の人が髪をそっと触る
「1億6000万です」
『え?...私買われるの...?ねぇ助けて!誰か』
「じゃあ、買います」
『嫌だ!助けて、助けてください...』
泣き疲れ瞼はもう閉じそうな中、声を絞り出して叫んだが誰にも声は届かない。
「では、こちらで...」
そこで私は眠りについた。
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雪乃 - 最高 (2022年8月19日 12時) (レス) @page3 id: c39d7e026e (このIDを非表示/違反報告)
結(ゆい) - ゆぃさん» 共感 (2021年5月2日 8時) (レス) id: 28fa5b3b0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:a | 作成日時:2021年1月30日 23時