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高1の夏、私はてつやと出会った
短期バイト…と言う形で2週間くらい、近くの和菓子屋さんでお中元の箱詰めバイト。
周りはみんなおばさんばっかりで年の近いてつやとはすぐ仲良くなった
ちょうどそんな時期、私は進路に悩んでいた。
私の高校は進学校だったため、はやくから進路調査は義務付けられていた。
人間急かされるほどにいい答えは出ず、私は全く答えが出ないまま。
友人たちは大体の進路は決めていて、結局私だけがまだ進路調査を提出していなかった
「てつやくんは何になるー？」
休憩中に冷たい麦茶を飲みながらてつやくんに聞いてみた。
別に参考にするつもりもなかったけど、てつやくんなら何になるのかなぁと興味があった
「俺は特に決めてないかなぁ、なんか楽しいことしたいけど」
答えになってないよね、って笑いながらこっちを向いて答えてくれた
「アバウトすぎない？」
「Aは？」
私は…と考えを巡らすがやっぱり答えはでてこない。
中学からの趣味として続けていたカメラは楽しいけど、楽しいただそれだけを職業に繋げることは難しいと子供ながらにわかっていた。
「でもさ、Aの撮った写真で作ったポスターのおかげで今年のコレ、売上高いらしいじゃん？」
そう言ってポスターを指差す
そのポスターに載るはついさっきまで私たちが汗を流しながら詰めていたお菓子たち。
お菓子屋のおじさんに頼まれて私がポスター用の写真を撮影させてもらったのだった。
「うーん、私のおかげではないような」
「まぁ、俺は好きだけどね、Aの写真。前に俺が真剣に袋詰めしてる所の写真勝手に撮って俺にくれたやん？」
「うん、あまりにも真剣だったから面白くて」
「俺の母さん超気に入ってた、リビングに飾ってあるよ、俺の遺影みたいになってる」
「ひっどい笑」
「それに近所の人達もこのポスター褒めてたし、いいと思ってるの俺だけじゃないと思うしね」
まぁ本気で、俺はいいと思うよって付け加えて私の頭をポンポンって叩いた
「てつやくーん、Aちゃーん、そろそろ休憩終わりにして手伝ってくれるー？」
表の方からお店のお母さんに声が聞こえてきて
「よしゃ復活！再開ーー！」
と、伸びをしながらてつやは先にまた作業に戻っていった
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渚(プロフ) - 「」の前に名前つけてくれると読みやすいです！お話はすごくよくて大好きです！東海オンエアも、もっと好きになりました！！ (2018年4月26日 12時) (
レス) id: b9e4ac9f31 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - とても面白いです(⊃-^)ﾎﾛﾘﾝ こんなに話も文も書けるとか本当にすごいです。(T_T) (2018年2月26日 18時) (レス) id: 79b287e614 (このIDを非表示/違反報告)
oss.2(プロフ) - さこさん» こんばんは、返信が遅れてしまい申し訳ありません(;_;) コメントありがとうございます。どうしても主人公を３人すべてと結ばせたかったので無理やりそうしてしまいました(;_;)ありがとうございます、更新頑張ります (2017年8月21日 22時) (レス) id: e9a15ad6af (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - こんばんは☆誰落ちになるんだろう…///とドキドキしながら、拝見してましたが…まさかの3パターン落ちになるとは…(*≧∀≦*)これからも更新楽しみにしてます☆ (2017年8月20日 21時) (レス) id: 8ba320eacd (このIDを非表示/違反報告)
oss.2(プロフ) - さこさん» コメントありがとうございます。こんな駄作・駄文を読んでいただいているなんて本当に感謝感激です。なるべく更新頻度は崩さないように頑張りますのでよろしくお願いします(;o;) (2017年8月15日 15時) (レス) id: e9a15ad6af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：oss_2 | 作成日時：2017年8月12日 2時
