【マフィア松】『見捨てないでください。六子のマフィアさん。』【おそ松さん】

15.Blackened day ページ18

Aside

パーカーのポケットから私はナイフを取り出す。

このナイフは父からの仇のような物だ。

罪悪感などの感情が入り混ざり身体中が震えながらもナイフを両手で力強く掴む。

そして、男の首を狙い深く切り込みを入れる。

「ガハァッ！？」

男は口から血を吐き倒れる。死んだかどうかなんて関係ない。

男の声に気づき六人が私の元へとかける。ナイフを持った私と倒れた男が視界に入った六人は口をぽかんと開けている。

「Aちゃん…？何があった、の？」

チョロ松さんが私に問う。

私はなるべく落ち着きそう答える。

『まだ黒焼組の男がいたので殺しました…』

みんなの顔を見るとトド松さんやチョロ松さんの目からは涙が出ていた。

「…ごっ、ごめ…んねっ…僕が、あの時にっ…だから…Aちゃんがっ、人殺しなんてっ」

「ご、ごめんね…Aちゃんの綺麗な手を、僕のせいで汚してしまっ、て。」

トド松さんとチョロ松さんが泣きながらも言う。でも二人のせいじゃない。

『トド松さん、チョロ松さん泣かないで下さい。それにみなさんのせいじゃありません。私自身で考えて行動したんです。私の意志でこの人を殺したんです。』

「でもっ」

『でもじゃないです。私の意志で行動したんですから。』

私はふにゃりと笑い安心させるように言う。

「そっ、か。じゃ車乗るよ〜。」

おそ松さんがこの場の空気を和ませるように言いみんな車へ乗る。

その時みんなは何とも言えない笑顔だった。

ーーお願いだから笑っていてほしい。

￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

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Skypeをやっていたのですがエラーによりサインインできない...
神様は僕をお捨てになるんですか！？

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