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其処で私は気づいた
仄かな光しかないこの空間で
彼の容姿がこの間と変化している事に
「・・・君、その髪型」
「あぁ、エリス嬢に悪戯されまして。この態です」
アハハと笑い、前髪を摘む彼
その髪型は、敦くんのソレと酷似していたのだ
単なる偶然？いや、それにしては似すぎている
ざわりと胸を過ぎる不安を無視して、口を開いた
「そうかい、敦君もそう言えばそんな髪型だったねぇ」
「アハハ、面白いこと言いますねぇ・・・死にます？」
「止めておくれよ、未だ遣りたい事がある」
「エセ野郎め」
ピキリと冷たい目でにっこりと笑われる
其の儘目をスっと細めて、彼は立ち上がった
「其れで、取引って？」
「・・・あぁ――――――」
「へぇ、面白いことしますね」
「どうだね、乗るかい？」
うーんと、態とらしく腕を組んで首を傾げる彼
其の儘の体勢で、ポツリと何か言葉を零した
「分かりました！貴方に協力しましょう」
「！・・・随分物分りが良いじゃないか」
「彼奴を殺るのは俺です。他の奴になんて殺らせませんよ」
アハハハ、彼の笑い声が暗い部屋に響く
クルリと綺麗に回ってみせて、彼は言う
敦君に似た顔で
似てない笑顔を浮かべる
「彼奴と俺は文字通り、“命を共有してる”んですから」
「なっ・・・？！」
軽やかに近づいてきて
耳元で嘲笑を含んだ声が鼓膜を震わせた
「何時から愚兄の異能力が、“虎になる事”だと思い込んでるんです・・・？」
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さーや - お、終わり…？！！HQに続きこちらの作品も面白かったです！！続き待ってますね (9月19日 0時) (
レス) @page24 id: ea97bb171f (このIDを非表示/違反報告)
酢 - 続き待ってます……( ・ω・)頑張って下さい！ (2020年4月26日 13時) (レス) id: d89abf58ed (このIDを非表示/違反報告)
月夜 黒輝(プロフ) - 続きは書かないのですか！できれば書いて欲しいです。この夢主君になりたい...。夢主君の秘密がとても気になります！続きをお願いします。良いですよね正反対の双子って。凄く好きです。光が闇に染っているのも好きです←ヤバイ人 ほんとに文ストの世界に行きたい男で。 (2018年12月11日 3時) (レス) id: 9616d08dd2 (このIDを非表示/違反報告)
雅宮沢 - 続き書いてください (2017年11月23日 12時) (レス) id: 2c6b310ea7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - しゅーくりーむさん文アル知ってるんですか！？僕は文ストでも文アルでも中也が好きです！更新がんばってください！ (2017年6月30日 17時) (レス) id: 0141d158d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅーくりーむ | 作成日時：2016年11月28日 15時
