【リボーン】黒曜の雲雀さん【男主】

遭遇 ページ6

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本日の仕事も全て終わり、帰る準備をする

校門には律儀にも、元不良たちが並んでいた

いやぁ、更正できて俺も嬉しいよ


「じゃあね」
「「「お疲れ様でした！！！」」」


声を揃えて、深々とお辞儀をする元不良

誰が見てもだたのいい人にしか見えないでしょ？



上機嫌で帰路に着く

今日の朝は雨が降っていたので、愛車は持ってきてない

徒歩での帰宅だけど、まあたまにはいいかな？

空き地のそばを通り過ぎようとした瞬間


「やあ、奇遇だね」
「あ”？」


この世で一番会いたくない人物がいた

無視してもしなくても、面倒くささは変わらない

なんてものに遭遇してしまったのだろうか

チラリと視線を向ければ


「久しぶり、烏賀陽A」
「お久しぶりです、雲雀恭弥」


隣町の並盛中学校の風紀委員長

雲雀恭弥が居た

無言で超特殊警棒を握る

すると、相手も嬉しそうにトンファーを握った


「まだそんな武器使ってるの？」
「貴方こそ。俺に負けた武器で挑むんですか？」


お互いにお互いの言葉で腹が立ってきた

俺は基本的に温厚な人物だと自負している

だがしかし、こいつを前にすると苛立ちが募る

まあその話は今度でいいだろうか

カバンを放り投げて、超特殊警棒を握る

先手必勝

俺は強く地面を蹴った








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