検索窓
今日:7 hit、昨日:11 hit、合計:99,404 hit

7話 ページ8





…【イヤミ団】…って、



……何か、



『…超ダサい』






あ、思わず声に出しちゃった。





「シェ、シェー!?」



「ぶっ…ちょ、Aちゃん…


ぶっくく…ソレは、…っくく」






おそ松さんが、さっきの怖い顔を


忘れさせるほど、笑っていた。






ちなみに他の兄弟さんにも大ウケだった。






「…ぐっ、そんなこと言われる


筋合いはないザンス…!」



『あの、おそ松さん、あの方は一体…?』



「あれはイヤミだよ。


いつも悪いことを企んでるんだ」







でもまあ、黒いバイクに紫のスーツ…

確かに悪いことしてそう…






「おそ松、街のみんなに避難報告は?」



「いや いい。カラ松、


お前はそっちから頼む。」



「わかった」






カラ松さんは、そう言って


サングラスを片手に外へ出る。






でも、さっき私には外へ出ちゃダメって


言ってたのに…大丈夫、なのかな?







「…心配しないでいい」



『!…一松さん』





「…クソ松は強いから」






そう言って、一松さんは


立ち上がることもなく、窓を見る。






「アカツカタウンのポケモンは、


ミーが…イヤミ団が奪うザンス!


行くザンス、マニューラ!」




「マニュッ!」







あく・こおりタイプを持つマニューラだ!


確か、素早いポケモンだったハズ…






「ウインディ、〈しんそく〉」

「ウォン!」






おそ松さんがウインディに指示を出す。





「マ、ニュ!?」


「…なっ…!?速いザンス…」





ウインディは素早く窓から降り、


マニューラに〈しんそく〉を当てた。







『そっか、〈しんそく〉は


素早さ関係なく先制できる技…』





「そう。通常、マニューラの方が

速いんだけどね。




しかも《こだわりハチマキ》を持たせている


から、結構な火力を繰り出せたはずだよ」





チョロ松さんが、戦況を見ながら

解説してくれた。





…チョロ松さんの視線は、かなり真剣だ。





「な、なにやられてるザンスか!

マニューラ、立つザンス!」



「…マッ…ニュ!」



「させないぜ!!」


「!?」






イヤミが目を前に向けた時、




そこにはカラ松さんと、

ミロカロスが立ち塞がっていた。






「ミロカロス、〈めざめるパワー〉だ!」

「クォオ!!」







さっきと同じ閃光…!



辺りは一気に光と包まれた。


それと伴うかのように、突風が襲ってくる。

8話→←6話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (105 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
123人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

よっとん(プロフ) - �さん» ありがとうございます!!続編は、少し考えていたのですが、私生活の方面が忙しいため、まだ作る予定はありません。^_^;続編希望の声が聞けて、嬉しいです!(((o(*゚▽゚*)o))) (2016年5月3日 18時) (レス) id: 8e770e4bad (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - よっとんさん» 続編欲しいです!!!恋愛系も入ってポケモンに本当におそ松達がジムリーダーとして居てくれたら楽しいのに、とか思いました。で、続編を作る予定はありますか? (2016年5月3日 11時) (レス) id: 9c24d02fa9 (このIDを非表示/違反報告)
よっとん(プロフ) - 偽メカクシ団さん» 個体値や実数値の詳しいことは、新しく作品を作ってまた詳しく説明していきたいと考えています!ありがとうございました!(((o(*゚▽゚*)o))) (2016年5月3日 8時) (レス) id: 8e770e4bad (このIDを非表示/違反報告)
よっとん(プロフ) - 最後まで読んで下さったんですね!ありがとうございます!!(o^^o)個体値と実数値、ダメージ計算は、「一応計算して小説を作ってます」という証明(ドヤ顔)したかっただけなので、あまり気にしなくて大丈夫です。 (2016年5月3日 8時) (レス) id: 8e770e4bad (このIDを非表示/違反報告)
偽メカクシ団 - よっすぃ〜『ねぇねぇ〜』マオ「何だ?…マイハニー…」よ『個体値と実数値ってなに〜』マ「…すまん…俺もわかんねぇ〜や;;」よ『そっか〜…あとで調べよ』マ「だな……あ、続き楽しみにしてるぞ」 (2016年5月3日 0時) (レス) id: c2e8986018 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:よっとん | 作成日時:2016年3月18日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。