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6話 ページ7







『…い、いえ!…私は…』




「Aちゃん、大丈夫。


ちょっと手加減してあげるから!」




『むむむ、無理です…!


私、トレーナー初心者ですよ!?』




「この街に旅人が来るなんて、


久しぶりなんだよ?だからお願い!」




『嫌です!それと…ち、近いです…』



「え?…ああ、ごめんねっ」







トド松さんが、近づけていた顔を


やっと離れてくれた。






いくら強くたって、男の人なんだし…!





…一気に顔が赤くなってしまう。






と、その時。








「てやんでぃバーローチキショー!


おい、おそ松!!


この前のツケいい加減返せバーロー!!」







窓から、背の小さい男の子が


こちらに向かって叫んでいる。







「げっ、チビ太」



『チビ太…?』



「いつも食べに行っているおでん屋さんを


開いている人だよ。」



『へー…』






チョロ松さんが、丁寧に解説してくれた。






「おいチビ太!なんで俺だけ指名なんだよ!」



「おめーが長男だからだろーが!!」



「はぁ!?長男様の権利ナメんなよ!?」







おそ松さんが、すごい形相で


チビ太さんと言い合っている。






ツケ…ってお金のコトだよね。



もしかして…いつもタダ食いしてるのかな。






「いけっ、ラッタ!!」


「シャァア!」







チビ太さんが器用にモンスターボール投げ、


そこからラッタが出て来る。






『えっ、ポケモンバトルするんですか!?』



「うん、僕らじゃ   しょっちゅうだよ。」



『ええ!?』






結構ワイルド…






戦うのはおそ松さんのウインディと、


チビ太さんのラッタ…






大きさ的にも、ウインディの方が有利だ…!







「…待て、おそ松」



「…なんだよ、どうした」








おそ松さんとチビ太さんのバトルは

なかなか始まらない。






私も何か違和感を感じ、



思わず窓から身を乗り出した。






『……?』







そよ風と同時に聞こえる、低い轟音。


そして黒い影。






あれは…?







『……バイク?』



「!!…くそっ」






おそ松さんが、さっきとは違う形相で


黒い影を睨みつける。






『あの…?』



「…A、絶対に外へ出ちゃダメだ」








すると。






「シェー!!!」


『!?』







黒いバイクは、ぶんぶんと鳴らしながら、


松野家の前へ止まった。





「【イヤミ団】がやってきたザンスよー!」


『…イヤミ団?』

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よっとん(プロフ) - �さん» ありがとうございます!!続編は、少し考えていたのですが、私生活の方面が忙しいため、まだ作る予定はありません。^_^;続編希望の声が聞けて、嬉しいです!(((o(*゚▽゚*)o))) (2016年5月3日 18時) (レス) id: 8e770e4bad (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - よっとんさん» 続編欲しいです!!!恋愛系も入ってポケモンに本当におそ松達がジムリーダーとして居てくれたら楽しいのに、とか思いました。で、続編を作る予定はありますか? (2016年5月3日 11時) (レス) id: 9c24d02fa9 (このIDを非表示/違反報告)
よっとん(プロフ) - 偽メカクシ団さん» 個体値や実数値の詳しいことは、新しく作品を作ってまた詳しく説明していきたいと考えています!ありがとうございました!(((o(*゚▽゚*)o))) (2016年5月3日 8時) (レス) id: 8e770e4bad (このIDを非表示/違反報告)
よっとん(プロフ) - 最後まで読んで下さったんですね!ありがとうございます!!(o^^o)個体値と実数値、ダメージ計算は、「一応計算して小説を作ってます」という証明(ドヤ顔)したかっただけなので、あまり気にしなくて大丈夫です。 (2016年5月3日 8時) (レス) id: 8e770e4bad (このIDを非表示/違反報告)
偽メカクシ団 - よっすぃ〜『ねぇねぇ〜』マオ「何だ?…マイハニー…」よ『個体値と実数値ってなに〜』マ「…すまん…俺もわかんねぇ〜や;;」よ『そっか〜…あとで調べよ』マ「だな……あ、続き楽しみにしてるぞ」 (2016年5月3日 0時) (レス) id: c2e8986018 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:よっとん | 作成日時:2016年3月18日 17時

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