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37話 ページ38





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私とピカチュウは、

変なロボットに連れ去られた後、



【ダヨーンの森】の奥部に連れて行かれた。







「チミはここで待ってるザンス」



『…一体何の目的でこんなコトして…」



「黙ってろザンス!」



『……』








またイヤミの怒喝が飛び、呆れてしまう。







…目的は、多分おそ松さんたちと


バトルすることだと思うけど。








……でも、さっきリベンジだとか


言っていたような…







すると、イヤミが背格好のまま、

呟いた。





「…チミは、旅人のくせに


出しゃばりすぎザンス」



『え?』



「出しゃばりすぎだと

言っているザンス!!」






イヤミは、そのままモンスターボールを

乱暴に投げた。




「マニュ…?」




中から現れたのは、マニューラだ。

イヤミを見て、きょとんとしている。






『ちょっ…ちょっと?』




「【イヤミ団】も上手くいかなくて


結局1人になっているザンスし…!」




『あーあったね…そんなの…』




「チミには、〈かみなり〉を

撃たれるザンスし…!」




『ご…ごめん』




「痛かったんザンスよ!?すごく!!」






イヤミは、涙をいっぱい目に溜めて、


しゃべり続ける。






というか、始めてイヤミを見たとき、


【イヤミ団】と名乗っていたけど、


あの時の時点で1人だった気が……







そのまま、イヤミはずっと愚痴ばかり


言っている。






何だかんだ言って、1番かわいそうなのは、


イヤミなのかも…







「ということでバトルするザンス」


『いやどういうワケで!?』


「いいから早く場所に立つザンス!」







と、イヤミは、地団駄を踏み出す。







…こ、子供か!!






…ピカチュウは、さっきカラ松さんに手当て


してもらったから、元気だけど…









『ピカチュウ…いける?』


「ピカピカ!」






…気持ちの問題だと思ったけど、


ピカチュウも乗り気みたい。







『ピカチュウ“も”、か』






いつの間にか、ワクワクしている。






さっき、十四松さんのバトルを見て、


怖くなったなんて気のせいだって思うくらい。







イヤミみたいな、

強そうなトレーナーと戦う…!






初めて、アカツカタウンに来たときと

同じ感じだ。






『…やろう、バトル!』


「行くザンスよ!!」







わくわくが、止まらない。





…バトルが、始まる____!!






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よっとん(プロフ) - �さん» ありがとうございます!!続編は、少し考えていたのですが、私生活の方面が忙しいため、まだ作る予定はありません。^_^;続編希望の声が聞けて、嬉しいです!(((o(*゚▽゚*)o))) (2016年5月3日 18時) (レス) id: 8e770e4bad (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - よっとんさん» 続編欲しいです!!!恋愛系も入ってポケモンに本当におそ松達がジムリーダーとして居てくれたら楽しいのに、とか思いました。で、続編を作る予定はありますか? (2016年5月3日 11時) (レス) id: 9c24d02fa9 (このIDを非表示/違反報告)
よっとん(プロフ) - 偽メカクシ団さん» 個体値や実数値の詳しいことは、新しく作品を作ってまた詳しく説明していきたいと考えています!ありがとうございました!(((o(*゚▽゚*)o))) (2016年5月3日 8時) (レス) id: 8e770e4bad (このIDを非表示/違反報告)
よっとん(プロフ) - 最後まで読んで下さったんですね!ありがとうございます!!(o^^o)個体値と実数値、ダメージ計算は、「一応計算して小説を作ってます」という証明(ドヤ顔)したかっただけなので、あまり気にしなくて大丈夫です。 (2016年5月3日 8時) (レス) id: 8e770e4bad (このIDを非表示/違反報告)
偽メカクシ団 - よっすぃ〜『ねぇねぇ〜』マオ「何だ?…マイハニー…」よ『個体値と実数値ってなに〜』マ「…すまん…俺もわかんねぇ〜や;;」よ『そっか〜…あとで調べよ』マ「だな……あ、続き楽しみにしてるぞ」 (2016年5月3日 0時) (レス) id: c2e8986018 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:よっとん | 作成日時:2016年3月18日 17時

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