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31話 ページ32






私の才能って何だろうって…




ずっと考えてたのに…







『ま、まさかの…運なんてぇぇ…』



「いやいやいや何言ってんだA!!!」



『え、ええええええっ!?』



「お前、運がポケモンバトルに

どれだけ大切なのか

知ってんのかああ!!」




『ひ、ひぃぃぃぃい!?』





おそ松さんは、もういつもの表情とは

かけ離れた怖い顔つきで、

睨みつけてくる。





「威力が強い技だけど、

命中率が低い技…」



『えっ、え?』



「急所に当てられたときの絶望感…!」



『ちょ…落ち着いて…』



「運が良かったら…

勝てたバトルだってなぁ…!!」





おそ松さんは、握り拳を震わせて


声を荒げた。





他の3人は、おそ松さんに頷く

仕草をしている。






確かに、




思い返してみれば、命中率が低い技…

〈かみなり〉は、よく当たっていた気がする。






それに、雨雲が集まって


〈かみなり〉が必中になったり…






「というかアレだよね、

Aさんの運は異常。」



『ちょ…チョロ松さん!?』



「だって天候すら味方にするとかさ…」



「…もはやチートレベル」



『…一松さんまで……!?』





……でも、運はあった方が

絶対いいよね…




運って、実力のうちにも入るしね!




……入る、よね?






「あーでもなー、いいなー!」




十四松さんは、いつの間にか側にあった

バランスボールの上に乗っていた。





「僕も運、欲しいなー!」


「俺も欲しいよー!!」





十四松さんとおそ松さんが同じことを言って


足をバタバタさせた。





「ライチュウに、〈アイアンテール〉してって

お願いするんだけど…


あんまり当たんないんだよね」





十四松さんは、口をすぼめて


目線を下にする。








…そういえば。





この前、十四松さんのポケモンバトルが、


どーのこーのって言ってたな…





『あ、あの十四松さん』


「?」


『十四松さんって、


どんなバトル…するんですか?』





一応、質問してみようかな…


もしかしたら参考になるかも…





「んー…僕はね、楽しく戦いたい!」



「…………A」



『は、はい』




「…見たいの?…十四松のバトル…」





『や、やっぱり気になるっていうか…』





…すると、一松さんは不敵な笑みを浮かべた。





「…見せてあげようか」


『いいんですか!?』


「僕は戦いたくないけどね」

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よっとん(プロフ) - �さん» ありがとうございます!!続編は、少し考えていたのですが、私生活の方面が忙しいため、まだ作る予定はありません。^_^;続編希望の声が聞けて、嬉しいです!(((o(*゚▽゚*)o))) (2016年5月3日 18時) (レス) id: 8e770e4bad (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - よっとんさん» 続編欲しいです!!!恋愛系も入ってポケモンに本当におそ松達がジムリーダーとして居てくれたら楽しいのに、とか思いました。で、続編を作る予定はありますか? (2016年5月3日 11時) (レス) id: 9c24d02fa9 (このIDを非表示/違反報告)
よっとん(プロフ) - 偽メカクシ団さん» 個体値や実数値の詳しいことは、新しく作品を作ってまた詳しく説明していきたいと考えています!ありがとうございました!(((o(*゚▽゚*)o))) (2016年5月3日 8時) (レス) id: 8e770e4bad (このIDを非表示/違反報告)
よっとん(プロフ) - 最後まで読んで下さったんですね!ありがとうございます!!(o^^o)個体値と実数値、ダメージ計算は、「一応計算して小説を作ってます」という証明(ドヤ顔)したかっただけなので、あまり気にしなくて大丈夫です。 (2016年5月3日 8時) (レス) id: 8e770e4bad (このIDを非表示/違反報告)
偽メカクシ団 - よっすぃ〜『ねぇねぇ〜』マオ「何だ?…マイハニー…」よ『個体値と実数値ってなに〜』マ「…すまん…俺もわかんねぇ〜や;;」よ『そっか〜…あとで調べよ』マ「だな……あ、続き楽しみにしてるぞ」 (2016年5月3日 0時) (レス) id: c2e8986018 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:よっとん | 作成日時:2016年3月18日 17時

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