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22話 ページ23





〈エレキボール〉は、すばやさが

高ければ高いほど、威力が高くなる技だ。



つまり、相手より速ければ速いほど、


ダメージは大きくなる…!




「ピカピカ…ッチュ!」




ピカチュウが、尻尾から電流を集め、

電気の玉を作り、勢いよくミロカロスに

向かって放つ。




「避けるんだ、ミロカロス」

「くぉ!」




しかし、電気の玉はミロカロスの横を

過ぎ通り、技は外れてしまった。




…それなら!




「ピカチュウ、〈でんこうせっか〉!」




まずは、ダメージを与えることが先だ!




「ピカ!」

「くぉッ!」




ピカチュウは、綺麗に〈でんこうせっか〉を

決め、フィールドに脚をつけた。




しかし、当たった方のミロカロスは、

少し場所がズレただけで、

あまりダメージを受けていない。





…!






そっか、性格が おくびょうだから、


物理攻撃はあまり強くないんだ…!




「甘いな。ミロカロス、〈れいとうビーム〉」

『ピ、ピカチュウ、避けて!』






ピカチュウに指示を出すが、

そのままミロカロスの近くに居た

ピカチュウは、避けることができない。





「くぉおお!」

「ピカ!?」





ミロカロスの口から、〈れいとうビーム〉が

放たれ、ピカチュウの足元を

凍らせてしまった。





「ピ、ピカピカ…!」

『ピカチュウ!』




身動きが取れないのでは

攻撃ができない。





「ここまでのようだな」


『…!』






…まだ、施策はあるはずだ。





ピカチュウの持っている技で、

今、できることが…!!





『…!!そうだ』





…当たるかわからないけれど、

いちかばちかだ…!





『ピカチュウ、〈かみなり〉!』






〈かみなり〉は、命中率が低い技だ。




でも、これが当たらなければ負けてしまう。





『いけ…〈かみなり〉!!』

「ピッカピカ…!!」





一線の光が見え、遅れて轟音が鳴った。





「くぉお!?」

「!!…ミロカロス!」





見事に、稲妻はミロカロスに当たり、

大きなダメージを与えることができた。








…が、







「…ミロカロス、〈ミラーコート〉」


「くぉおおお!!」






そうカラ松さんが呟くと、

辺りは真っ白になり、

ピカチュウが包まれていく。






『なっ…!?』






なに、この技…!?






轟音が鳴り、煙が立つ。




ピカチュウは、バトルフィールドの端まで

押されており、気絶していた。








_____私の負けだ。

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よっとん(プロフ) - �さん» ありがとうございます!!続編は、少し考えていたのですが、私生活の方面が忙しいため、まだ作る予定はありません。^_^;続編希望の声が聞けて、嬉しいです!(((o(*゚▽゚*)o))) (2016年5月3日 18時) (レス) id: 8e770e4bad (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - よっとんさん» 続編欲しいです!!!恋愛系も入ってポケモンに本当におそ松達がジムリーダーとして居てくれたら楽しいのに、とか思いました。で、続編を作る予定はありますか? (2016年5月3日 11時) (レス) id: 9c24d02fa9 (このIDを非表示/違反報告)
よっとん(プロフ) - 偽メカクシ団さん» 個体値や実数値の詳しいことは、新しく作品を作ってまた詳しく説明していきたいと考えています!ありがとうございました!(((o(*゚▽゚*)o))) (2016年5月3日 8時) (レス) id: 8e770e4bad (このIDを非表示/違反報告)
よっとん(プロフ) - 最後まで読んで下さったんですね!ありがとうございます!!(o^^o)個体値と実数値、ダメージ計算は、「一応計算して小説を作ってます」という証明(ドヤ顔)したかっただけなので、あまり気にしなくて大丈夫です。 (2016年5月3日 8時) (レス) id: 8e770e4bad (このIDを非表示/違反報告)
偽メカクシ団 - よっすぃ〜『ねぇねぇ〜』マオ「何だ?…マイハニー…」よ『個体値と実数値ってなに〜』マ「…すまん…俺もわかんねぇ〜や;;」よ『そっか〜…あとで調べよ』マ「だな……あ、続き楽しみにしてるぞ」 (2016年5月3日 0時) (レス) id: c2e8986018 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:よっとん | 作成日時:2016年3月18日 17時

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