ファン ページ48
ゾムside
zm「なあなあAー、さっきエミさんが顔真っ赤にして廊下にへたり込んでてんよ」
「おう」
zm「そんでな、何しとんって聞いたらな、突然立って好きやわ！！って叫んでどっかに走ってってん」
「頭おかしいなあいつ」
ハッと鼻で笑ってすぐに警備を再開するA
もうちょっと俺の話に興味持ってくれてもええやん……
若干不服に思いながらも俺も周りに気を配る
今日の俺達の仕事は城周辺の警備
しかし、今日はいつもより周りが騒がしい
何故かと言うと、Aを男だと思っている街の女がざわついとるからや
『ヤバいめっちゃ格好良いんだけど！』
うるさいわA女やし
格好良いより可愛いやろばかちんが
『顔小さーい、羨ましい』
Aはシッマから教えて貰った小顔マッサージをやって、やっと顔が小さなったんや
結果よりその努力を誉めろやこのおたんこなす
『私あの人のこと知ってるよ！確かこの前コネシマ様と街歩いてた！』
お前より俺の方がAのことよお知っとるわ
そんな自慢気に言うな
お前のかーちゃんでーべそ
「ゾム、絶望的にセンスの無い悪口ごと全部口に出とるぞ」
zm「マジか」
でもどこの馬の骨かも分からんヤツに俺のAを語られて黙っとれんわ
また悪口を再開しようと思ったらAに睨まれた
サーセン
まあ案の定何事もなく警備は終わった
だがAの腕の中は街の女からのファンレターやらラブレター、花束などでいっぱいで、ある意味大事件が起きている
総重量は中々のものだろう
その山に埋もれそうになりながらも平然と歩く彼女には、やっぱり少しゴリラの血が混じっているんじゃないか
「じゃーアドバイス下さい」
Aが手帳を出して俺にアドバイスを求める
zm「せやなあ、A髪伸ばし始めたんやっけ
ならヘアケアについて話そかな」
〔ゾム
ヘアケアの方法
・シャンプーをする前に水性の汚れを落とすために、入念に髪を水で洗う
・シャンプーは髪の根本や頭皮、リンスは毛先を重点的につけるように
・パサつきが気になるときは髪を乾かす前にヘアオイルを毛先中心に塗ること
・ヘアオイルは1プッシュずつ手に出さないとムラが出来てしまうから注意〕
zm「こんぐらいかな」
「おう、サンキュー」
そう言って自分の部屋に戻ろうとするA
zm「総統室に報告しに行かへんの？」
なんやかんやで真面目な彼女は、嫌々ながらも毎回グルッペンに仕事結果を報告しに行っていた
「うん、今日はもう部屋におるわ」
zm「了解」
女の子の日って大変なんやなあ
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とぅび - （哲学）さん» んぁぁあ！！(ToT)いつも文字数ギリギリで詰め込んでるので、読みやすいと言って頂けるなんてもう……好k(((ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ)本当にコメントありがとうございます！(哲学)さんの期待に添えられる様、精一杯頑張ります！ (2018年3月11日 22時) (
レス) id: 15cad6d40c (このIDを非表示/違反報告)
（哲学） - ショッピくんとショッピング…思わず吹き出してしまいましたw読みやすいしセンスあって好きです！更新頑張って下さい！応援してます！！ (2018年3月11日 21時) (レス) id: ff2146be28 (このIDを非表示/違反報告)
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