風呂 ページ35
下表現あり
Aside
チャプン、と湯船の不透明な水を掬う
今日のバ〇は黄色かあ
「はぁ…」
お風呂に響く大きな溜め息
gr「どうしたA」
zm「何か嫌なことあったんか？」
ht「お兄ちゃんが聞くよ」
ut「俺に頼ってもええんやで？」
「いやまっ裸の人に頼ってもええんやで(ｲｹｳﾞｫって言われても嬉しくないんやけど。
そして出ていけ」
「「「「嫌」」」」
日に日に増えていくセクハラ幹部
終にはひとらんまで来たからね
もうこの国滅びるんじゃねえかな
つか滅びて(切実)
「……トントンがね」
そう私が彼の名前を出した瞬間、何故か彼らは殺気立つ
zm「え、な、Aトントンのことす、好きなん？」
ゾムが顔を引きつらせながら私に聞いた途端、グルッペンとひとらんがバシャアと音を立てて立ち上がった
gr「彼奴……童貞のクセに…」
ht「俺刀持ってくる」
彼らは、私の真正面の位置に陣取っていた
その二人が立ち上がった今、私の目の先には彼らの【ﾋﾟｰｰｰｰ】があるわけで
「うわああああああ！！！！
タオル！タオル巻け馬鹿！！！」
私は光の速さで風呂の熱さと羞恥で真っ赤になった顔を手で覆った
gr「ああ、そういやお前慣れてないんやったな」
ht「当たり前でしょ、最初は俺となんだから」
ﾅﾆｲｯﾃﾝﾀﾞｺｲﾂ
ut「えー、グルさんもひとらんも良いなぁ」
zm「俺はもうAの着替えムービー撮ったから(今日は)良いかな」
「消す、お前ごと」
如何せん震える声だから威嚇しても逆効果だ
ちら、と指の隙間から周りを伺うと皆こっちを見てニヤニヤしていた
まあでもトントンのことからは気を逸らせた様だ
もうコイツら怖い
その後もクソ幹部達との攻防を繰り返して何とか風呂からあがった
ホカホカの体で自分の部屋までの道を歩む
その途中、今まさに私を悩ませている人と出くわしてしまった
「よ、トントン」
笑顔で、なるべく自然に声を掛ける
tn「……」
トントンは私を嫌悪の目で見るだけで、何も返さずに素通りしていった
あのク総統とかと違って変なこと言わないし、優しいけど甘やかさないし、彼のことはそれなりに尊敬してたんだけどなあ
こう露骨に嫌がられると精神的にくる…
落ち込んだ気持ちを切り替えるべく、ロボロにインカムを繋げた
「ンゴー？」
rb「はぁい」
「明日の私の仕事内容教えてー」
rb「えっと…明日は俺達全員出張だから、幹部が誰もいな…………あ
トントンだけ城に残るらしいから、仕事手伝ったげて」
……マジか
.
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とぅび - （哲学）さん» んぁぁあ！！(ToT)いつも文字数ギリギリで詰め込んでるので、読みやすいと言って頂けるなんてもう……好k(((ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ)本当にコメントありがとうございます！(哲学)さんの期待に添えられる様、精一杯頑張ります！ (2018年3月11日 22時) (
レス) id: 15cad6d40c (このIDを非表示/違反報告)
（哲学） - ショッピくんとショッピング…思わず吹き出してしまいましたw読みやすいしセンスあって好きです！更新頑張って下さい！応援してます！！ (2018年3月11日 21時) (レス) id: ff2146be28 (このIDを非表示/違反報告)
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