薄緑のG.S. ページ32
ゾムside
このモヤモヤの答えをずっと探した
求めて
悩んで
諦めて
でもやっぱり諦めきれなくて
最初に戦った時みたいに、俺に必死になって欲しい
また俺だけを君の金の瞳に映して欲しい
君を見掛ける度に、どんどんその感情は大きくなり、
一人では耐えられなくなった俺は最終手段に出た
zm「＿＿って、ことやねんけど
このモヤモヤって何なん？」
ut「まあ、それは
恋……やろ」
自称彼女48人の彼の部屋
そこで、答えは見つかった
好き
すき
まだふわふわして、不安定なその感情を
俺はとても愛しく思った
どうやら俺は、君に恋ってものをしたようやわ
これが、恋かぁ
女にこんな感情を抱いたのは初めてだったが、では彼女がたくさんいる目の前の彼はどうなんだろう
zm「大先生は、彼女おる分いっぱい恋しとんの？」
ut「ん？あぁ、あのメス達のことか
あんな薄汚い女に恋心抱くわけないやろww
全部遊びや遊び」
zm「ふーん…」
ふう、と煙を吐く彼は、いつもより何故か悲しげに見えた
ut「まあでもな、こんな俺でも最近マジな恋しちゃってん！
優しくてな、努力家で、胸デカくて、キャリアウーマンで！」
zm「ブル〇ンちえみ？」
ut「最後しか聞いてないやろ」
そう大先生と話していると、何かめちゃくちゃ君に会いたくなって
「出てけグルッペン！！」
gr「断固拒否する！！！」
遠くから聞こえてきた君の声を合図に、俺は大先生に別れを告げた
zm「何してるんですかー^^」
「あー、ゾム良いとこに。
助けてクレメンス」
頭を抱えながら俺を見る君
俺の心にはもう、いつものモヤモヤは無かった
gr「見たら分かるだろう。
ナニをしようとしてるんだ」
彼女と口論していたグルッペンが、いつもの調子で口を開いた
zm「俺もまぜてやw」
gr「……ふむ、それもまた良いかもしれんな」
「なんも良くねえよ」
また押し問答が再開される
いつもの光景だ
なぁ、鈍感な君はさ
俺の気持ちにもグルッペンの気持ちにも気付いてないんやろ？
じゃあ俺もグルッペンも対等やん
先に好きになったから、なんて関係あらへん
ごめんなグルッペン、
なんて思わんわ
やって、ここは我々国やから
これも内ゲバのひとつとして
楽しんであげる
全ては君に、気付いて貰うため
.
.
そういや、
大先生は誰が好きなんやろ
.
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とぅび - （哲学）さん» んぁぁあ！！(ToT)いつも文字数ギリギリで詰め込んでるので、読みやすいと言って頂けるなんてもう……好k(((ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ)本当にコメントありがとうございます！(哲学)さんの期待に添えられる様、精一杯頑張ります！ (2018年3月11日 22時) (
レス) id: 15cad6d40c (このIDを非表示/違反報告)
（哲学） - ショッピくんとショッピング…思わず吹き出してしまいましたw読みやすいしセンスあって好きです！更新頑張って下さい！応援してます！！ (2018年3月11日 21時) (レス) id: ff2146be28 (このIDを非表示/違反報告)
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