未経験？ ページ19
Aside
大先生がグルッペンに連れて行かれた
とりあえず粉々に砕けた扉の処理をして、インカムでトントンに報告
「トントン、鬱先生の扉グルッペンに破壊されたから新しいやつ付けたげて」
tn「あぁ、そういやAの今日の手伝い鬱先生やったな。
何となく事情は察せたわ…了解」
報告後は暇だったから大先生の本棚を物色してみたけど、手に取った本はどれもカバーと内容が一致していなかった
内容は……察してくれ
ut「た、ただいま…」
なっさけない声をあげて帰ってきた大先生
生きてたんや
彼はフラフラした足取りのままベッドに倒れ込んだ
心無しか、よれよれのスーツにはケツのところに集中的にシワが入っているように見える
ut「めっちゃ疲れたしケツ痛い…
軍曹手加減しろや……」
なるほど軍曹にケツをシバかれたのか
ut「ごめんA、今日の手伝い良いわ。
俺の仕事基本的にデスクワークやから、今日はこのケツじゃ出来ん」
青い顔をしながらチラッと書類に目をやる大先生につられて、私もそれを見る
一枚を手に取って内容を見てみたら、○○国の情報部でやっていた書類とほぼ同じ内容だった
まあ、つまりは私でも出来るということ
はぁ、明日は徹夜やな…と溜め息を吐く大先生に視線を送る
どうやら本当に疲れている様だ
……仕方ない
「大先生、分かったからもう寝とけ」
ut「おう、すまんな…」
そう言うが早いか直ぐにベッドからは寝息が聞こえてきた
さて、いっちょ頑張るか
.
.
gr「A、何故鬱先生に本気で抵抗しなかった」
「だから何故だじゃねーよ。
ここ私の部屋だしあんたが寝そべってるの私の布団なんですけど」
大先生の仕事がやっと終わり、久しぶりのデスクワークで疲れたため風呂は明日の朝にしようと布団を捲ったらコイツがいた
もう軽くホラーだ
gr「遠慮しなくて良いゾ。入れ」
「いやあんたが出てけ」
なんで当然の様に居るんだお前
するとまたグルッペンは真剣な表情になり、私に聞いてきた
gr「もしかしてA、鬱先生のことを好きに」
「冗談でもヤメテ」
私が好きなのはしんぺい神だけだ
大先生はやれたら誰でも良いんだろう
gr「では何故本気で抵抗しなかった。
Aの筋力なら鬱先生ぐらい跳ね退けられるやろ」
「…男に押し倒されるなんて、生まれて一度も経験したことがなかったから動揺した」
gr「A、まさかお前22やのに未経験…」
腹に一発キメたあと、部屋の外に放り投げておいた
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とぅび - （哲学）さん» んぁぁあ！！(ToT)いつも文字数ギリギリで詰め込んでるので、読みやすいと言って頂けるなんてもう……好k(((ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ)本当にコメントありがとうございます！(哲学)さんの期待に添えられる様、精一杯頑張ります！ (2018年3月11日 22時) (
レス) id: 15cad6d40c (このIDを非表示/違反報告)
（哲学） - ショッピくんとショッピング…思わず吹き出してしまいましたw読みやすいしセンスあって好きです！更新頑張って下さい！応援してます！！ (2018年3月11日 21時) (レス) id: ff2146be28 (このIDを非表示/違反報告)
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