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数日後、私は退院をした
そして渉くんが私の横にいてくれてる。
泉とはあれからメールも何も来ていない
泉への罪悪感と渉くんへの罪悪感に
襲われる毎日
教室に着くと
クラスの皆が私の所にかけよる
なんてことはなくて
ひどく冷たい目で私を見てくる
でも優くんたちは今まで通り接してくれる
それが気に食わなかったのか
1人の女の子が私に向かって
女「この殺人者！！！出てけ！！！」
そう叫んでくる
するとその女の子に続くように
皆も叫んでくる
でも、泉は何も言わない
ただ私を辛そうな表情して見てくるだけ
そんな泉に紗也香ちゃんはベッタリ
胸が苦しくて怒りが込み上げてくる
でも私は記憶が無い
自分で記憶ない状態でいようって、
決めたはずなのに。
もう苦しい
クラスの皆は叫ぶのを止めない
そしたら聡くんが
女「ｷｬｯ！？」
志「お前らが見たんとちゃうやろ？！
何が殺人者や！！誰も殺しとらへんやん！？
あいつが勝手に自分の腕刺しただけやろ！？
何なんお前ら、急に手のひら返しやがって
そういうの集団イジメっちゅうねんぞ？」
最初に叫んだ女の子の胸ぐらを掴んだ
優くんはそれを止めに行く
坂「まーしぃ！！落ち着いてや！！
女の子に暴力はアカンよ！？」
志「言われっぱなしは嫌やねん！！
なんでAが殺人者呼ばわりされな
アカンねん！！」
聡くんは怒りを優くんにぶつける
そして聡くんは泉の元へ足を進める
泉の胸ぐらを掴んだ
志「お前もやろ！？幼なじみが悲しんどる
のになんで何も言わへんねん！！
そいつに何か言われたんか！？センラさん
らしくないで！？Aの事好きやった
センラさんはどこいったねん！！！
そんな程度やったんか！？
もうええわ、！！」
そう聡くんは言い放ち泉を突き飛ばし
どこかへ消えていった
坂「…志麻くん…。
…ええん？このままでも。センラくんは
これでもええの？僕は嫌や。
喧嘩なんて嫌や。
困っとるんなら僕らに相談してや
そしたら一緒に悩むのに…そんなに、そんなに
僕ら頼りないん？」
今にも泣きそうになる優くん
私のせいだ。
私のせいでみんながバラバラになってるんだ
私が記憶なしで行くって決めたから
決めなきゃよかった
正直になれば良かった。
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作者名：はるや x他1人 | 作成日時：2017年7月31日 19時
