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HRも終わり下校の時間になった
『まだ11:30かぁ…』
坂「なぁなぁ!皆でカラオケに行かへん!?」
志「行こうぜ行こうぜ!!」
う「まぁ時間あるから行くか、」
セ「しゃあないなぁw」
『泉、奢って今金欠』
セ「え」
本当に金欠なのよ。うちの家は弟と母の3人暮らし
父は…虐待が原因で離婚。
だから、お小遣いも少ないしこの学校バイト出来るけど
まだ申請が出せない。
そんな私の事情を知ってるのはただ1人泉だけ
だからこうやって頼めるのも泉しかいない
セ「はぁ、ええよ、払ったるわ」
『ありがとう、泉^^』
弟も一応歌い手やってるんだよね
名前はまた今度教えるね☆
って誰に話しかけてるんだろ。
そんな1人考え込んでいると
メンバーが集まったらしく
セ「行くで?」
『え、あ、うん』
泉の後ろを着いて行った
____17:30
カラオケが終わり皆解散することになり
渉くんと泉は方向が同じだから皆と別れて足を進めた
う「楽しかったなぁ!また行きたいな!」
セ「そうですねぇ、また行きたいですね!」
『うん、行きたいね』
本当に楽しかった久しぶりに楽しいって思えたかもしれない
う.セ「A??」
『…へ!?え、ちょ近い!!///』
二人の顔が目の前にあってビックリした
多分今の私の顔は相当赤いんだろうな
う「…可愛い」
セ「…可愛すぎでしょ」
『え?あ、え?』
すると
ギュッ
『え、渉くん?泉?』
手を握られた
本当にどうしたの?2人とも
う「A可愛いから他の男に連れていかれないようにな(本当はただ繋ぎたかっただけ)」
セ「A危なっかしいからな(本当はただ繋ぎたかっただけ)」
『私そんなに心配されることしたかな?』
んー。そんな覚えがないなぁ
う.セ「無自覚か…」
こんな楽しい日々が崩れるなんてね誰も想像しなかった
今日皆と遊ばずに家に帰ってれば
皆が離れていくことも無かったのかなぁ
ねぇ、泉だけは味方でいてくれるって信じてたのに。
*
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作者名:はるや x他1人 | 作成日時:2017年7月31日 19時