【おそ松さん】松野チョロ松と其の彼女と見守り係【完結】

おそ松による分析結果.5 ページ13

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「絶対バレた絶対バレた絶対バレたぁぁぁぁあ!!!!!!」



居間に入ってくるなり俺に泣きながら抱きついてきたチョロ松。


俺の赤いパーカーを着ていてアホ毛も二本立たせている。




「早くね!?バレんの早くね!!?」



ちなみに俺はチョロ松の緑色のパーカーを着ていて、アホ毛も何とかしてへこませた。





それもこれも、全部チョロ松の為にだ。



協力してくれたら三千円くれると言ったので引き受けたのだが...





「俺がバレるのはともかくなんでお前がもうバレてんの!?」


「知らないよ!!だってガン見されたんだよ!?絶対バレた!!!!!」


「いや、同じ顔だぞ!?絶対バレるわけがねぇよ！」




何とかしてチョロ松を元気付けようとしているのだが、一度こうなるとコイツはどこまでも悪い方向に持っていく。






※Aちゃんの時だけに限るが、弱気になればとことん病む






「ほら、アレだろ？何も言われなかったんだろ？」


「Aは優しいから何も言わなかっただけだよ、絶対バレた。おそ松兄さんの真似してあんな笑顔Aに晒して生きていけるわけがない...」



お前それ軽くけなしてないか、俺の笑顔。


「待てって、チョロ松。俺の笑顔がいいんだからお前の笑顔もいいって!!な、？」


「ほ、本当に...？」


「ああ、絶対!!!!」




と、こんな感じで何とか元気付けられたのだが...






「ねぇ、兄弟の禁断愛とかどーでもいいから早く二階行けば。
Aちゃん上で弄られてるよ、」





いつの間にいたのか冷ややかな目を俺たちに向ける一松。


冷たく言い放ったかと思えば家から出て行ってしまった。





「一松くんんんんん!!!!??違うからね、これはぁぁあ!!!!!」



俺に抱きついているチョロ松を放り投げて後を追いかけたのだが、既に一松の姿はなかった。


　

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