【 おそ松さん 】チョロ松の奴、恋したらしーよ。【 チョロ松 】

8. かわいいとか、 ページ9

『 チョーロ松くん 』









今日も来た









「 ねぇ 」


『 !
はいっ、なんですか!? チョロ松くんから話してくれるなんて珍しい 』


「 …いや、
あのさ、毎日のように僕に会いにくるけど、他にやることないの? 」









気づけば隣にいるAさん。






平日も休日も関係なく、僕に会いに来るAさんに
ずっと思っていた疑問をぶつける









なんかのアルバイトは、してるっぽいけど
それ以外知らない。









案外、彼女のことを、知らないかも









『 え、他に、ですか 』


「 アルバイトはしてるみたいだけどさ、他に。
ほら、例えば、僕以外の友達と遊ぶとか? 」









僕より少し年下みたいだし、色んな人と遊びたい盛りなんじゃないの? なんて









『 友達…ですか
うーん、別に遊ぶほどの友達は、いないです 』


「 え、そうなの 」


『 会ったら話すくらいで、
わざわざ遊びに行ったりとかは、あんまり 』


「 へぇ、意外 」









うさぎみたいに僕にいつもぴょんぴょんと着いてくる彼女だから、

明るく元気なイメージ強くて、てっきり






友達多くて、色んな人と遊んでんのかと思ってたけど。









「 僕、割とAさんのこと知らないかも 」


『 えっ、な、なんですかそれ
それってもしかして…

私の事もっと知りたくなっちゃいましたか!? 』


「 うわなんか変なスイッチ入っちゃったよ 」








ぐいっと身を乗り出して、目を輝かせるAさん。









かわ…







「 いいとか
いや思ってねーから!!! 」


『 えっ、なに!? 』









もうここまで来たら、可愛いとかそういうの、ないから









多分。

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思ってない。

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