推しと同居始めます。２【名前変換オリジナル】

花火２ ページ15

「…え」






…き、きっと聞き間違いだ←


だって三尋くんはそんな事言うわけないよ
私ってばいつの間に幻聴聞こえるように！？





「三尋くん、今なんて言った？」




三尋「手握ってもいい？」





いや、聞き間違いじゃない！？





う、うそ！




「そ、そんな！で、でもみんないる…」






三尋「関係ないよ」






三尋くんは私の顔を覗き込むように顔を近づけてきた

ドキドキする…


手の感触が分かったから、手を繋いでいるんだ







「…いいの？こんなのファンの子に悪いよ」



私が言えることじゃないんだけど…






三尋「それなりに覚悟がある。もちろんLoveMAXの三尋はファンが好きだよ。」




「三尋くん…」



三尋「でも、三尋自身として今は考えて欲しい」







三尋くんが、私のことをどういう風に思っているか
私はわからない

でも今、私はこの三尋くんの温もりに浸っていたい





伊織「おい、三尋…」




「伊織くん！！」





私はぱっと手を離した…がきっと手を繋いでいた事は見られていたのだろう





伊織「線香花火なら出来そうか？」



三尋「うん」





私達は伊織くんから線香花火をもらって、少し離れたところで2人で火をつけた。

花火３→←花火１

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す