検索窓
今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:227,702 hit

甘えて… ページ13

三尋「紫乃ちゃん、ちょっといいかな?」


「三尋くん?」



私達は廊下に出た。




三尋「紫乃ちゃん具合でも悪い?」


「大丈夫だよ?どうしたの?」




や、やだ…しっかりしないと…モヤモヤしてても意味ないじゃん…
あのことは忘れろ〜!忘れろ〜!




三尋「女の子の大丈夫って…だいたい大丈夫じゃないよね?」



「え?」



三尋くんが珍しく少し真剣な顔をしている。
こんなときでさえ、胸がときめく







三尋「俺にももっと…甘えてよ?」

「そ、そんな…私みたいなただの一般人に」






そう言いかけた途端、三尋くんは私の顔に自分の顔を近づけてきた。




「ふぇっ!!/////」








近くの距離にいる君に…心は踊りっぱなし


私が身長高い方だから、そこまで身長差はない
だから余計、顔が近くて…

私は下を向いてしまった。





三尋「俺も、紫乃ちゃんと同じ時を過ごしてる。
だからどっちが良いとか悪いとか、無いんだよ」



「で、でも…」




三尋「こうやって、近くに来たら俺だってドキドキするし…紫乃ちゃんの事一般人だなんて思わない」





三尋くんの言葉に心が益々飛び跳ねる。





三尋「だから、甘えてよ…俺、頼りないかもだけど紫乃ちゃんの事…大事に思ってる」



「…うん!」





三尋くんはニコって笑ってから、伊織くんに呼ばれて行ってしまった。





「…////」


顔が熱い、恥ずかしい、けど嬉しかった。



1番言われたかった事だった。





今度は私、ちゃんと言うんだ
あの人の事…ちゃんと聞こう

花火1→←ライブ2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (158 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
239人がお気に入り
設定タグ:アイドル , 推し , オタク   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ビードロ - 逝ってきまーす!セピカさん、お疲れ様です! (2020年11月6日 17時) (レス) id: 3fa1f37f14 (このIDを非表示/違反報告)
カズ - 前半完結おめでとうございます!続編、楽しみにしています!頑張って下さい(*^^*) (2020年10月31日 20時) (レス) id: c90bf197af (このIDを非表示/違反報告)
- 私が推してるグループそっくりでした!とってもよかったです!続編楽しみです! (2020年10月31日 18時) (レス) id: b9d68e4034 (このIDを非表示/違反報告)
▼あまね△(プロフ) - 続編楽しみにしてます!!勝手に次のことを妄想しながら…!あくまで恋じゃないの方も楽しみにしてます!紙作品ばっかりで全部好きで大変です… (2020年10月30日 21時) (レス) id: 5e8d51ce7d (このIDを非表示/違反報告)
ルウト(プロフ) - ヤバい、夢主が…いや、私がー!!!(アホ)続編楽しみです!! (2020年10月30日 21時) (レス) id: d4c421289f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:セピ | 作成日時:2020年9月5日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。