第三話 ページ4
Aside
生姜焼き､ご飯､おひたしというメニューで食べるとどれも美味しく箸が進む
ひとらん｢美味しい?｣
と聞かれ頷くとひとらんさんは嬉しそうに頬を緩ませ､頭を撫でてくれた
オスマン｢あれA？来てたんや｣
隣にオスマンさんが座り､ひとらんさんのように頭を撫でてくる
オスマン｢この後何か予定ある?｣
｢この後は…確か備品の数数えたり…戦車とかの整備ですかね…｣
オスマン｢それ終わったら教えて｡街に出かけよ｣
｢はい!!｣
ロボロ｢オスマン達街いくの?｣
隣のテーブルに居たロボロさんも話に加わった
ロボロ｢俺も最近ヘッドホンが壊れちゃって買い直ししたかったんだ｡ついて行っていい？｣
オスマンさんが了承し､ロボロさんも街に行くことになった
オスマン｢A､それ頭痛くならんの?｣
｢時々痛いです｣
オスマン｢結び直してもええ？｣
オスマンさんは髪を結びたいらしくウキウキしながら俺のヘアゴムを外し､結び始めた
オスマン｢ロボロ､ひとらんみて!!Aのお兄さん風｣
結ぶ位置を低めにされ鏡を見れば死.んだ兄もこんな風に結んでたなと思い出す
｢有難うございます｣
先にご飯を食べ終わり､トレーを返却口に置けば幹部達に礼を言ったら倉庫に向かう
兵士｢おめぇ遅せぇよ!幹部に気に入られてるからって舐めてんのか!?｣
五月蝿い上司を無視して作業を始める
先に戦車に付いた泥や土を濡れた雑巾で洗い流していく
トントン｢作業進んどるか?｣
俺らの監視役はトントンさんだった
トントン｢その髪型…｣
トントンさんは兄さんと俺を見間違えたのか目を大きくしていた
｢オスマンさんにやって貰いました｣
トントン｢そ､そか｣
やっぱりトントンさんは兄さんが好きなんだろうなぁ
まぁ…言ってはないけど兄さん､トントンさん好きだったし
忘れもしない3年前瀕死だった兄に会った時ドッグタグとトントンさんへの伝言を渡された
｢俺はお前が好きだった｡俺の事を忘れて新しい恋でもしてくれ｣っと｡俺は悪い子だからトントンさんが兄の気持ちに気付くまで教えてやる気は無い｡
教えてしまったらトントンさんは新しい恋を諦め､兄の事ばかり考えるだろう
作業が終わり､自室に戻れば鍵付きの箱を開ける
この箱の中には兄の日記とトントンさんへの好意が書かれた手紙｡これは兄が渡せずに居た手紙｡
燃やしても良かったけれど生憎バレた時のリスクが高すぎて辞めた
トントンさんのドッグタグを外し､箱の中に入れる｡
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柑橘 - 完結おめでとうございます！！ 最後切ない気持ちになりました… 他の作品も無理しない程度で更新頑張ってください！！ (2018年10月6日 1時) (
レス) id: 0f917b238e (このIDを非表示/違反報告)
勘島(プロフ) - チョコチップメロンパンさん» こんなのあるかな...思って書いていたのであるのなら良かったですw (2018年8月26日 14時) (レス) id: d6dcc2f8e9 (このIDを非表示/違反報告)
チョコチップメロンパン(プロフ) - 私のアイマスクには『起こしたら許さねぇ！』みたいなことが書いてあるw (2018年8月26日 11時) (レス) id: 71d0a5c15e (このIDを非表示/違反報告)
勘島(プロフ) - 柑橘さん» こちらこそよろしくお願い致します!! (2018年8月21日 20時) (レス) id: d6dcc2f8e9 (このIDを非表示/違反報告)
柑橘 - おぉ！！了解です！これからちょくちょくコメしてくので、 目に止まれば、宜しくお願い致します！ (2018年8月21日 20時) (レス) id: 0f917b238e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勘島 | 作成日時：2018年8月18日 17時
