第二十話 ページ21
Aside
外を見れば土砂降りの雨､ボロいせいか所々雨漏りがして湿気が多い。
教会に居てもつまらないなと床から起き上がり辺りを見回すがこれと言って面白そうなものはなくただ壊れかけのオルガンがあるだけだった
壊れかけのオルガンは使えない部分もあるが弾けないという訳では無いので埃まみれの椅子に座り鍵盤に手を置く｡
小さい頃自分で考えた音楽…
自分で初めて試行錯誤して作った曲だからか楽譜がなくても弾けることはできた｡
？｢こんばんは｣
オルガンに夢中だったせいか背後を取られてしまった
｢なんの御用ですか？オスマン外交官殿｣
オスマン｢コネシマが心配してたで？帰ろ｣
｢……すいませんが軍を抜けます｣
オスマン｢何で？｣
｢自分には軍人は向いてません｡軍をやめてひっそりと生きていきたいのです｣
オスマン｢…それは無理やで｡君はコネシマの双子の弟｡パッと見誰が見ても狂犬コネシマと勘違いするで､もし自分の住んでるところがバレてしまったら殺.されてしまうんやない？｣
｢…｣
オスマン｢どうせなら軍に居て皆に守ってもらったらええ｣
｢皆？笑わせないでくださいよ｡皆兄ちゃんが大切だからです｡兄ちゃんの兄弟じゃなければ助けないでしょう？｣
オスマン｢おん､俺がここに来たのだってコネシマとのゲームや｡君を見つけたらコネシマと付き合える｣
やっぱり…兄のコネで幹部になった俺を探しにくるはずなんてない｡
誰も僕をAとして見てくれないんだ
｢失礼します｣
場所がバレたら変えるまで
オスマン外交官は戦闘が駄目で腕力も全然無いと聞いたことがある｡この人なら逃げられる
オスマン｢待ってや｣
腕を掴まれても外せると思ってた…だけどこの人は本当の実力を隠してたみたい
外そうとしてもまるで手錠のように外れず力任せに床に叩き付けられる
オスマン｢捕まえた…｣
顔見ればオスマン外交官の顔はまるで得物を見つけた捕食者のように不敵な笑を浮かべていた
コネシマ｢A!!｣
｢兄ちゃん!｣
オスマン外交官は残念そうに俺に｢この続きはまたいつか｣
と俺の腕を離した
コネシマ｢心配したんやぞ!!!!｣
｢ご､ごめん｣
コネシマ｢こんなに服汚して…｣
雨の中傘くらいさせばいいのに兄ちゃんはずぶ濡れだった
コネシマ｢ショッピくん？俺やけど車を〇〇教会まで持ってきてや｣
兄ちゃんが無線で頼んでる時オスマン外交官はオプロイテと言われる女性と帰っていってしまった
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ソトド - 帰って来たらまた増えたー(∩´∀｀)∩ﾜｰｲ (2018年8月15日 19時) (
レス) id: 1f5401cbd5 (このIDを非表示/違反報告)
ﾊﾞｯｼ見んとﾀﾋぬマン(プロフ) - いえいえ、全然大丈夫ですよ。なるほどゾムにきになったんですね！楽しみにしてます！b (2018年8月12日 13時) (レス) id: 6b304f1937 (このIDを非表示/違反報告)
勘島(プロフ) - ﾊﾞｯｼ見んとﾀﾋぬマンさん» こちらこそすいません 一応アンケートとどうりゾムさん落ちになりました (2018年8月12日 12時) (レス) id: d6dcc2f8e9 (このIDを非表示/違反報告)
ﾊﾞｯｼ見んとﾀﾋぬマン(プロフ) - 勘島さん» あ、すみません、個別でって事ですwこちらこそ、説明不足ですみません。でも本当は勘島さんの書くものを読みたいだけなんですけどねwそれに片方でも全然オッケーです！w (2018年8月12日 12時) (レス) id: 6b304f1937 (このIDを非表示/違反報告)
勘島(プロフ) - ﾊﾞｯｼ見んとﾀﾋぬマンさん» それは2人一緒ということでしょうか？それとも個別でオチを書くということでしょうか？読解力が少なくてすいません (2018年8月12日 0時) (レス) id: d6dcc2f8e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勘島 | 作成日時：2018年8月8日 16時
