第十話 ページ11
ドッペルside
日が暗くなり時計ももうすぐ12時を刺そうとして居る
医療室で洗い終わったシーツを畳んでいれば無我夢中だったらしく時間に気づかなかった｡
辺りを見回せば寝落ちした同僚たち､そして普通に医療室のベッドを私物のように寝ているしんぺい神さん｡
一人一人にタオルケットを掛けてあげれば畳んだシーツを隣の部屋にしまうため部屋を出た｡
この時間軍の消灯時間は過ぎているためランプを片手に隣の部屋に入った途端首筋に電気が走った
後ろを振り返る余裕なく僕は意識を失った｡
？？？
冷たく硬い感触に僕は目を覚ます
長時間同じ体制で居たのか体を起き上がらせると体から関節の音が度々した
どうやらここは地下牢で手は後に拘束されていた｡
牢屋には医療室で寝ていたしんぺい神さん､同僚が居た
そうか…医療班は戦場に出ても大抵襲われることのない軍本部の近くにいるため武装をしない｡
ましてや自分の軍の中にいるからいつもより気が抜けてる医療班を狙ったのか…
まぁ正解だよね｡他の部隊日常でも武装してるし
｢あ､起きた｣
声がする方に目を向ければ夕方あった5人組の中3人だった
｢他の2人は？｣
男｢あー､あれ？仲間じゃないよ｣
｢君たちの要求は？｣
男｢軍の幹部達!｣
｢そんな要求通る訳ない｣
今の幹部達は総統が敵や孤児､色んなところから人材を見つけ出し幹部にしたのだ｡
そう簡単に手放すわけ無い
男｢だよね〜でももし戦争が起きて､君たち医療班がいなかったら負傷した幹部や兵士達の傷を手当することは出来ない!｣
｢馬鹿やん。お前ちゃんと訓練受けてた？万が一医療班が使えなかった時や救護が間に舞わない時用に皆手当の仕方は知ってる｡もし僕らが居なくなっても情報管理官の知り合いであるドクターに頼れば治せる病気なら治してくれる｣
馬鹿と煽ったのがいけたかったのだろうか牢屋から引きずり出され男からの重い一撃を食らってしまう
｢う"ｯ｣
胃の中の物が逆流しかけたが今日はそんなに食べてないせいか出すことは無かった
男｢お前､今の状況分かってんの？｣
男は何度も俺を硬い床に叩きつけた｡
歯が折れないよう善処はするが額が痛い｡
切れたのか血が顔を覆っている布を汚していく
男｢あぁ…､お前の素顔見たことなかったな…その面見せてもらう｣
｢辞めろ!!｣
拘束されていない足で抵抗するがもう1人の仲間に抑えられ呆気なく布は取られてしまった
神｢！？コネシマ｣
男｢ど､どういうことだ！？｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 103人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ソトド - 帰って来たらまた増えたー(∩´∀｀)∩ﾜｰｲ (2018年8月15日 19時) (
レス) id: 1f5401cbd5 (このIDを非表示/違反報告)
ﾊﾞｯｼ見んとﾀﾋぬマン(プロフ) - いえいえ、全然大丈夫ですよ。なるほどゾムにきになったんですね！楽しみにしてます！b (2018年8月12日 13時) (レス) id: 6b304f1937 (このIDを非表示/違反報告)
勘島(プロフ) - ﾊﾞｯｼ見んとﾀﾋぬマンさん» こちらこそすいません 一応アンケートとどうりゾムさん落ちになりました (2018年8月12日 12時) (レス) id: d6dcc2f8e9 (このIDを非表示/違反報告)
ﾊﾞｯｼ見んとﾀﾋぬマン(プロフ) - 勘島さん» あ、すみません、個別でって事ですwこちらこそ、説明不足ですみません。でも本当は勘島さんの書くものを読みたいだけなんですけどねwそれに片方でも全然オッケーです！w (2018年8月12日 12時) (レス) id: 6b304f1937 (このIDを非表示/違反報告)
勘島(プロフ) - ﾊﾞｯｼ見んとﾀﾋぬマンさん» それは2人一緒ということでしょうか？それとも個別でオチを書くということでしょうか？読解力が少なくてすいません (2018年8月12日 0時) (レス) id: d6dcc2f8e9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：勘島 | 作成日時：2018年8月8日 16時
