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『はァ……ぁ…ッ…ん…///』
やっと離れた・・・。
唇が離れたのを確認すると、私は必死に呼吸を繰り返した。
『ひ…どい……よ…///』
「途中からはAが誘ってきたんだよ？」
『・・・っ///』
優しい凛君の微笑みは、私が大好きなもので。
いけないと分かっていてもドキっとする。
「愛してるよ…A…」
凛君はすごく幸せそうに笑っていて
『ぁ…///わ…たしも愛し………』
危うく、「愛してる」なんて言いかけた。
『・・・・・・』
「どうして言うのをやめたの？」
だって言ってしまったら、凛君は絶対に私を帰さなくなるでしょ？
「言ってくれないんだね。
俺はこんなに愛を伝えてるのに。
どうすればAは俺を愛してくれるの？
どうすればAは俺のものになるの？
どうすればAは俺の言うことを聞くの？
どうすればAは俺を求めるの？
教えてよ、俺のA…。
俺の可愛いA。
言ってみて？俺のことが好きだって」
『・・・』
「言えって…言ってるだろ…」
すっと、鎖骨に手が添えられて、ともすれば
『！？///ひ…ぁぁ……ッ///…ぁぁん……ッ///』
首筋をゆっくり、舐められて、
「・・・・・・ん・・・」
『んゃぁ…ッ///ああぁぁぁぁっ！！！！』
がぶり・・・
と、首に噛付かれた
『いゃぁぁぁっ！！いたい…！いたい…！』
「・・・んん・・・ん・・・」
叫べば叫ぶほど、強くかまれる。
血が伝っていくのを感じる。
『おねが…っ、やめて…ぇ…っ！！愛してる…ッ、愛してるから…っ！！』
愛してる、と言ったら納得したように離れていく。
見れば満足そうに私を見下ろし、凛くんはうっとりしたように私の頭を撫でてきた。
口元に、私の血がついていて。
まるで本物の吸血鬼のように見えて、
妖艶で、
・・そして・・・・・・
・・・・・・。
・・・そして、
美しかった・・・・
なんて思った私はおかしいのかな…？
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アマリリス - 更新頑張ってください！とても面白いですね！ (2018年3月9日 4時) (
レス) id: 8181a842f0 (このIDを非表示/違反報告)
すたぁだすと - 早く続き見たい!更新頑張ってください! (2016年9月27日 18時) (レス) id: baeee8abc2 (このIDを非表示/違反報告)
もも - めっちゃ面白いです！ヤンデレもいいわーw最高!!続きが見たいです！ (2016年3月15日 21時) (レス) id: 70bf906c88 (このIDを非表示/違反報告)
魔女？ - 名前が全部設定できていい！ (2016年2月19日 0時) (レス) id: f29a288e89 (このIDを非表示/違反報告)
イカ - 怖い…((((；゜Д゜)))でも気になる！ (2015年10月12日 0時) (携帯から) (レス) id: 90e3a8330e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リア
| 作成日時：2013年4月29日 21時
