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小話 マッサージ〜白澤、鬼灯〜 ページ5

ある日…

Aは桃源郷に来ていた

閻魔大王のおつかいに来たのだ


白澤「あ、Aちゃんいらっしゃーい」

貴女「あの、閻魔大王の薬を…」

白澤「あ、うん、ちょっと待ってね、えーっと…」


白澤が薬を取りに行ったあと、

Aが肩をパキパキさせているのを桃太郎は見た


桃太郎「ん?Aさん、どうしました?」

貴女「んー…ちょっと筋肉痛」

白澤「えー?ちょっと大丈夫?あの闇鬼神、Aちゃんにムリさせやがって…」

貴女「あ、鬼灯さんは悪くないよ、ただ最近呵責多かったから…」

桃太郎「地獄も大変ですね…」

白澤「それならさぁ、僕が揉んであげようか?」


手をワキワキさせながら、白澤は言う


桃太郎「(白澤様、手がやらしいですよ)」呆れ

貴女「え、いいの?」

桃太郎「(…って気づいてない!?)」

白澤「いいのいいの、さ、奥にどうぞ♪」

貴女「いやー、忙しいのにごめんね」


白澤にすすめられるまま、奥へと向かうA


桃太郎「た…大変だ…!!」


嫌な予感がした桃太郎は、すぐにある人に電話をした


桃太郎「…あ、もしもし……」


一方で…

部屋に通されたA

Aは、白澤の言うとおり、ベッドにうつ伏せになる

…後ろで白澤がニヤリと笑ったことに気づかない


白澤「さぁ、リラックスして…」


優しい声で誘導する白澤

その手がその背中に触れようとした…

そのときだった


ドカァァァン!!


ものすごい音がして、白澤の部屋のドアが吹っ飛んだ

何事かと見ると、そこには…


白澤「…げ、闇鬼神…!」


…黒いオーラをまとい、鬼の形相の鬼灯がいた


貴女「ほ、鬼灯さん…?」

鬼灯「桃太郎さんに連絡受けて来てみれば…何してるんですかッ!!」


大声を上げた鬼灯、かなり怒っているようだ

そう、桃太郎が連絡した相手は彼だったのだ


白澤「桃タロー君何してくれてんの!?」

桃太郎「だって…」

鬼灯「さぁ、Aさん帰りますよ!」


鬼灯は彼女を抱え、白澤の部屋から出る

修理…と申し訳なく思いながら、鬼灯と共に帰るA


貴女「あ、の…鬼灯さん何怒って…」

鬼灯「貴女がアイツの部屋にいたことに怒ってるんです!」


あと少し遅ければ、彼女はあの毒牙に…

考えただけでも恐ろしい

彼女は、その下心に気づいていなかったのだ

その後シャワーを借りたが、

ついでに鬼灯に食べられるAだった


鬼灯「油断ならない奴です」


企み白澤さん
彼は誘導うまそう

小話 バレンタイン〜鬼灯〜→←小話 捨てられた彼女と拾う彼〜鬼灯〜



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作者名:Nami☆ | 作成日時:2023年10月14日 8時

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