☆ めんつゆ ページ3
gr「いただきます。」
「「「いただきます。」」」
グルッペンのいただきますに合わせて、皆で手を合わせていただきますをする。
俺の席はゾムの隣じゃないしなんなら二席くらい離れてるんだけど、ゾムだからなぁ...。
普通に気づいたら横にいる、なんていうのもありえるわけで。
だからいつも、最初の五分はビクビクしながら食べてるんだが、今日は違かった。
何故かゾムが鬱に執着しているからだ。
鬱以外の奴には目もくれずに、ただひたすらに料理を盛っていってる。
zm「いやー、大先生が時間通りに来るなんて珍しいからな。俺からのプレゼントや！」
syp「あ、じゃあ俺からも大先生にプレゼント、あげますね。」
ut「トンち助けてぇ...。」
tn「普段から時間通りに来ていればそんな風にはならなかったんじゃないですかねぇ。」
ut「ｼﾝﾗﾁｭ。」
sha「きもw」
うーん、ちょっと鬱へのあたりが強いような気もするけど...ちょっと食ってやるか。
ゾムが他のやつらと喋っている隙を狙って鬱に近づく。
「鬱。」
ut「！先生。」
「頂戴。」
ut「えっ、先生がこんなに神々しく見えたの初めて。」
「貶してると受け止めていいんだな？それは。」
ut「ちゃいますやん。」
ちょっとした漫才をしてから席につく。ん、このお肉美味しい。
肉を食べながら周りを見ていくと、何やらオスマンとコネシマが話し合っているようだった。
すっごい真剣な顔で話し合ってるな...変に首を突っ込まない方がいいな。
あ、チーノがめんつゆを紙コップに入れてコネシマに渡そうとしてんな、これ。
「チーノチーノ。」
こそこそとやっていたチーノを気づかって、少し小声でチーノを呼んでみる。
そしたらバッチリ来てくれました。
ci「！はい、なんでしょう。」
「今すっごい重要な話してそうだから、他の人にしといた方がいいぞ。そうだな...ロボロとかどうだ？」
ci「ロボロさんっすか？確かにロボロさんはまだやっとらんし面白そうやな！よし、行ってくるわ。」
ゾムやショッピと一緒に鬱をいじっているロボロのもとへ、チーノ、もといめんつゆを行かせる。
爆笑していたところでロボロにめんつゆを渡すチーノ。よしよし、タイミングはばっちりだぞ！
さっきからずっと喋っていたからだろう、ロボロは受け取ってすぐにめんつゆを飲んで...。
rb「ｺﾞﾌｫｯ、てこれ、めんつゆやないかい！チーノ！！」
zm.syp「www」
ci「あ、すいません気付いてなくてw」
完璧すぎだw。
rb「先生も笑っとんちゃうぞ！」
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作者名：きなこんこん | 作成日時：2023年3月14日 20時
