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部活終了後
「先輩!」
『どーしたの?』
「先輩なんでマネージャー、いやバレー辞めちゃったんですか?」
『…なんで?』
「だって先輩、俺らがバレーしてる時笑顔で見てるんですもん!バレー、好きだったんですよね?なんで辞めちゃったんですか?」
『やっぱ顔に出てる?まぁいいや、少し私の過去の話をしようか』
2年前_____________________
当時私はバレー部のマネージャーだった
『大地!』
『すごいじゃん!先輩のスパイクレシーブできるなんて!』
さっすが!といってスポドリを渡した
『スガー!はいっ!スポドリ』
「お、サンキュー!」
『旭ーげんきだせーw』
「おう…」
元々バレーが大好きでユースまで行った。バレーは私の宝物だった
けどある日の出来事で私の気持ちは一変した
いつも通りスガたちと一緒にバレーをしていた
今日、なんか妙に足が痛いな…?
なんて思っていたら
着地に失敗してしまった
その時私は足に激痛が走った
「!?A大丈夫か!?」
私の意識はそこで飛んでいた
異変に気づいた大地がすぐ救急車をよんでくれた
気がついたら病室にいた
『あれ…?私、なんでここに?』
あ、そっか私スパイクうって着地に失敗して落ちたんだったと、状況整理をしていると母が病室に入ってきた
「っ!A!!」
「よかったッ、起きたのねッ、」
よかった、よかった、と泣きながら抱きついてくる母
母によると私は丸1日寝ていたらしい
『そう言えば私、足は?』
そう聞くと母の顔が一瞬歪んだ
『お母さん?』
「A落ち着いて聞いて?あのね、あなた_______」
「右足を怪我してるの」
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Aちゃんの過去編は次回も続きます!
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作者名:莉紬 | 作成日時:2023年12月15日 14時