検索窓
今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:889 hit

#5 ページ7

やっぱり帰ろうかな、



あ、もしかして今蛍突き指した?



「Aちゃん」


『は、はい!』


「ふふっ、ごめんね、そんなに驚くとは思わなかった」


「休憩入ったらスポドリ渡してくれないかな?ちょっと私監督に言わなきゃいけないことあって」


「あと、敬語外して?同い年でしょ?」


『あ、うん、わかった』


ごめんね、ありがとうというと監督の方へ行った



「休憩ー!!」


『はい、スポドリです』


『あと、タオル』


「あれ?潔子は?」


と、私に言ってくる菅原さん



『なんか、監督に言わなきゃいけないことあるみたいで、あそこに』


「スポドリ作ってくれたの?」



『いえ、潔子が作ったのを渡してるだけです』


「ふーん、ありがと!」


『いえ、あと蛍、手、見して』


「ビクッなんで?」


ビクッと肩を揺らす(?)蛍


『突き指したでしょ、我慢すんなっつの』


「はぁ、ほんとなんなのその優れた観察力」


『何、褒めてくれてんの?』


と、変な会話をしながらテーピングを蛍の指に巻きつけていく


「なわけないデショ」


『照れ隠しかぁー?全然隠せてないぞー』


「違うってば」


ピピーッ


「はい!そこイチャイチャしない!」


見せつけんなーと笛を鳴らす菅原さん

いや、付き合ってないし


『付き合ってませんし見せつけてませーん』


はい、終わりと蛍の手を離した瞬間


「先輩!!」


と、話しかけられた


『どーしたんですかー?』


「月島だけ敬語外して名前呼びずりぃです!!」


『…ふはっ』


「何が面白いんですか!?」


『いや、かわいーなーって』


『翔陽くんでいい?』


「!!はい!!」


後ろでなんかソワソワしてんなぁーwかわよ


『飛雄くーん』


「!はい!」



キラキラした目で見てくる飛雄くん


「俺も!」「じゃあ俺も」と次々に後輩が集まってくる
 

『あーもうっ後輩が可愛いっ!!』


「なぁ、後輩は敬語外しといて同年代は敬語とかなくねぇ?」と、拗ねたように言ってくる菅原さん


『はいはいwスガに大地!』


おう!とキラキラした目で見てくるスガ


やっぱり可愛いのしかいねぇなと思ったAちゃんなのでした♡
_____________________________________________


ただの茶番会です☆

#6→←#4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:莉紬 | 作成日時:2023年12月15日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。