*銀魂*沖田総悟の双子は、万屋になりました。

第8件目、どうやったら ページ12

あ「ぷはー！ごちそーさま！」
登「ホントよく食べるねぇ、アンタ」
あ「お登勢さんの飯がうめーんだって！
お礼になんか手伝って欲しいことやるぜ？」
登「ありがとよ。今の所、苦労はないねぇ」

あの後、スナックお登勢で飯をもらい、
依頼を1回分無料にすることを約束した

メシ代払うって言ったけど、
いらないって言われちゃった


あ「今は……2時か。じゃあ俺はこの辺で」
銀「おー、もう2度とくんな」
あ「またまたぁ！俺のこと大好きなくせに」
銀「アン？今すぐ警察に突き出すぞ？」
あ「さーせん」

ごちそうさま！とスナックお登勢を出て、
プラプラと街の中を歩く

傘を深くかぶってるし、多分バレないっしょ



沖「……A…？」

ぎく

前方から来た総悟とすれ違った時、
総悟が俺の名前を呼んだ
さすがに何？なんて言えるわけもなく、
何も聞いていなかったみたいに歩き続ける

沖「…見間違い、ですかね」

寂しそうな声が聞こえ、一瞬立ち止まる
何気なく後ろを振り返ると、
そこに総悟の姿はなかった


あ「……どうやったら、お天道様の下で
お前と普通の兄弟として生きていけるんだろ」

恐らく永遠に叶うことのない望みを呟き、
さっきまで進んでいた方向へと再び歩き出した

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