*銀魂*沖田総悟の双子くんは暗殺のプロでした。ー3ー

第陸拾質斬、朝の一コマ ページ31

ー高杉sideー

高「んあ……？」

頭がぼーっとする
今、何時だ…？


確認するために起き上がろうとすると、
背中に小さく何かが当たった

首と体を回すと見えた、こげ茶色の小さな頭

そーいえば、昨日一緒に寝たんだっけか


少し離れて寝たはずのその小さな温もりは、
いつの間にか俺にべったり密着していた


高「おい、A」
あ「んぅー……」
高「クソ、全然起きやしねェ」

一先ず起き上がろう
コイツはしばらく寝せとけばいいだろう

高「ハァ……、っ？」

よく見えないが、背中の布を握っているようだ
これじゃ起き上がるどころか、動けねェ…


高「おい！A！！」
あ「んー……あと、いちじ、かん…」
高「寝すぎだクソが！」

寝かせてやろうなんて考えも吹っ飛び、
Aの腕を掴んで服を引っ張るが……

高「どんな握力してんだ手前ェは！！」

なんで離れねェの！？
なんなのこの子！恐ろしい！！((


そんな俺とAとの攻防戦が続き、
15分が経過した頃だっただろうか


あ「んー…？あ、高杉おはよ」
高「おはよ、じゃねェよクソが」
あ「え、なんで怒っいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

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