*銀魂*沖田総悟の双子くんは暗殺のプロでした。ー3ー

第伍拾捌斬、白猫 ページ22

土方、と呼ばれたのは、
さっき会ったタバコを吸っていた人だった

俺は記憶がごちゃごちゃになっているらしい
自分の名前が出なかったのも、その所為みたい

土「病院って言っても、身元不明じゃあな」
沖「……そう、ですか」
土「まぁ、医者見つけてみるけどよ」

安静にしとけよ、と釘を打たれ、
ソーゴに手を引かれて部屋を出た

沖「…ごめんな、俺が見てなかったから」
あ「ん？あ、頭打ったこと？気にしてないよ」
沖「でも、いろんな事忘れちまって…」
あ「そのうち思い出すって！」

本当は部屋で寝てなきゃいけない
でも俺元気だし、大丈夫だよな！((


あ「ソーゴ、遊びに行こう」
沖「……そーですねィ」
あ「よろずや？ってとこ、行ってみたい！」
沖「おー、行くか。どうせ暇してるだろうし」

1度部屋で支度を整え、
廊下を2人で抜き足差し足、歩く

1番見つかっちゃいけないのは、土方
そして、局長らしい
声がデカイから土方にバレるんだとか

屯所の門？をくぐり抜け、ダッシュ
しばらくしたところで、休憩をした

あ「疲れたぁ……」
沖「ギリギリでしたねィ…」
あ「あー、喉乾いた…」

思えば、朝から何も飲んでない気がする

沖「じゃあ何か買ってくるか」
あ「俺オロナミンDがいい」
沖「お前は飲めねぇよ。りんごジュースだ」

おとなしくしとけ、と言われ、
少し口を尖らせながら返事をする


周りを見ると、見たことがある気がする場所
近くに路地裏があるし、
俺がソーゴと会ったのがここなのかな


あ「ん、ネコ」

白いネコが、俺の周りをくるくると周り、
近くの路地裏に入っていった

しばらくソーゴは帰ってこないだろうし、
少し追いかけてみることにした

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