*銀魂*沖田総悟の双子くんは暗殺のプロでした。ー3ー

第伍拾弐斬、ハプニング ページ14

あ「あー、だる…」

昼下がりの江戸の町
歌舞伎町のど真ん中で、俺は1人嘆いていた

あ「なんで俺が…」

高杉に買い物を頼まれてしまったのである
しかも、アイツの私物


あ「ふーん、なンにも変わってねェのな」

街ゆく人々
賑わう店々
親子
男女
子ども


まーなんと幸せそうな顔しちゃって

あ「さて、と……まず…っ…ぁ、」

渡されたメモに目を落とした瞬間、
心臓を鷲掴みされたような苦しさに襲われた

目立つとマズイ
一先ず、路地裏に逃げ込む


あ「は…ぁ……はぁ…っ、てェな…ぁ…」

座り込み、天を仰ぐ
気道を確保してみても、苦しさは変わらず

段々と視界がボヤけ、意識がふわりと浮く

原因は絶対にアレだ
あ「くそ、…か、むい…のやろ、っ…」

神威から貰った薬
アイツ、遂に俺を殺しにかかったか…

俺は悔しさを感じながらも、
ゆっくりと目を閉じた



……ぃ、お………おい！

あ「ん……っ…」

目が覚めた
景色は変わらず、路地裏だった

なんとか、死ななかったようだ

なんだかんだ、俺はやっぱタフだな


沖「ボウズ、大丈夫ですかぃ？」
あ「は………？」

遥かに上にある、見覚えのある顔
そしてずり落ちる着物
妙に甲高い声

沖「ボウズ、名前は？」




沖田A！
永遠の18歳！


本日、子ども(10歳)に戻りました！！！




あ「ってえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！」

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