兄妹の縛り ページ4
ーーーーー
あの後私はというと…優しく触れるだけのキスをした後、教室まで戻ってしまったお兄ちゃんのことで頭がいっぱいになった
保健室で先生にベッドを借りて横になっている間も、さっきまでの腹痛を忘れてしまうくらいに、胸の奥もキューっと苦しさを訴えている。
私だって、恋愛経験はそれなりにあるわけだし…初めてのことだったわけではない。
ただ…ただ、私たちって_________
『 “ 兄妹 ” なんだよね…』
どれだけ仲良くなったって、もし互いに恋愛感情を抱くことになっても、私たちはずっと“ 兄妹 ”に縛られるということになる。
もし仮に、私たちが別々の出会い方をして…私たちがただの“ 他人同士 ”だったのなら…?
そもそも私はお兄ちゃんの眼中にすら入れてもらえないかもしれない。
私はグルグルと思考を働かせ、考えているうちに眠りについてしまった…_________
ーーーーー
137人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
内藤。 - いつもドキドキしながら見てます!最高です! (2021年7月15日 23時) (レス) id: c44f8901d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:お砂糖 | 作成日時:2021年3月2日 0時