玄関開けたその先には ページ23
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先日の総悟の部活のおサボりから2日経ち、今日は月曜日。週の始まりなのである。
『総悟〜、そろそろ起きなきゃ間に合わないよ?』
「うるせェや、今日も学校は休みですぜィ…」
『まーたそんなこと言ってるし…』
私は総悟よりも早く学校に向かうために、朝食を2人分作り、学校の身支度を整えると、寝室から寝ぼけた顔をしている総悟が起きてきた。
「ん、今日はパンですかィ」
『うん。私は先に行くけど、遅れないで学校に来てね?』
私は総悟の可愛らしい寝癖をちょんっと触ると、寝癖の存在に気づいた総悟わしゃわしゃと寝癖を治す仕草をして、
そのまま私の唇へ口づけを落とした。
「んじゃ、また学校でな。」
『うん、行ってきます!』
いつもは私1人で玄関へと向かうのだが、今日は総悟が“ お見送りすらァ ”と、玄関先まで着いてきてくれた。
しかし、玄関を開けて待ち受けていたのは、私たちが思いもしない出来事なのであった_______
「おい、今日こそは朝練に…、は?」
玄関を開けてそこにいたのは同じクラスメイトであり、総悟と同じ剣道部の土方くんなのであった。
私たち2人は同じ家におり、しかも総悟はまだパジャマ姿。これはどう誤魔化そうとしても無理な状況なのでは…
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内藤。 - いつもドキドキしながら見てます!最高です! (2021年7月15日 23時) (レス) id: c44f8901d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:お砂糖 | 作成日時:2021年3月2日 0時