芥川さんのお友達。

カレーライス ページ2

『あのー、龍之介くん？』

「な、なんだ」

『難しかったらいいよ、自分でやるし』

「や、僕とて料理の一つや二つ...」

と言いつつ顰めっ面でジャガイモと向き合う
りゅうのすけくん(２０才)

『えーっと...』

「話し掛けるな、気が散る」

『ｱｯﾊｲ...』


遡ること15分前...

『ただいm(((「今日は遅かったな」...あれ、私鍵持ってるんだけどな』

家に帰るとソファーですっかりおくつろぎなポートマフィアの構成員、異能力者で指名手配犯な芥川龍之介くん。

君、設定詰みすぎだよ((((

そしてこの家のセキュリティ...

うん、気にしたら負けだ。


しかし言いたい、私が彼と初めて会ったのは、つい2ヶ月前なのだ。

これは軍警に言うべきではないのか。

『...いや、その方が危険か。』

「？、」


いやいや指名手配犯がなに可愛く小首傾げてんすか。

『夕食作るか、』

「む、僕も手伝おう」

え、

そして冒頭へ戻る。

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