第33話 ページ33
ハンジ「さて、そろそろ帰るとしようか
いくよリヴァイ」
リヴァイ「あ？まだ夕飯までには時間があるだろうが」
確かに
まだ、辺りは明るいし、そんなすぐ帰る必要があるようには思わないけど・・・
ハンジ「あのねリヴァイ
兵士になった子を心配する親はあなただけじゃないんだよ？
それに訓練兵の皆だって家族に会いたい気持ちを我慢してるんだ貴方達だけを特別扱いするわけにいかないだろう」
・・・考えればそうだよね
皆、家族に会えなくて寂しい思いをしてるのに
なのに私は普通に調査兵の皆んなにも会いたいとか言って
なにを勘違いしてんだろう
それが当たり前じゃないのに
リヴァイ「ッチ、わかった帰ればいいんだろ
じゃあなA」
ハンジ「Aまたねー
あと、これあげる二つしかないからバレないようにね」
ハンジはぽんっと私の手に二つの飴玉をのせた
私が好きなやつだった
A「いいんですか？ありがとうございます」
リヴァイ「おい、クソメガネそれいつのやつだ？」
ハンジ「安心してよ、今日エルヴィンからAにって貰ったやつだから」
リヴァイ「なら、いいが
じゃあいくぞ」
2人が帰るのを手を振って見送った
そろそろ壁外調査の頃だから忙しくなるだろうから
きっとしばらく会えない
もしかしたら一生なのかもしれない
そう考えると泣きそうになってしまったけど
ぐっと堪えて笑顔で見送った
兵舎に戻ろうとするとこちらに熱烈な視線を送る人に気づいた
あれは・・・
A「えっと、サシャだよね？
なんか私に用？」
芋女ことサシャ・ブラウスだった
サシャ「えっと、そのーそれって
美味しんですか？」
と、サシャは私の手にある飴に視線を向けた
A「うん、すっごく
まあ、砂糖なんて貴重だからあまり食べられないんだけどね」
サシャ「ひゃー砂糖なんて入ってるんですか
そんなものを食べれるなんて羨ましい・・・」
じーっとサシャは飴を見つめてくる
A「いいよ、一つあげるよ」
私は飴の一つをサシャに手渡した
サシャ「えっ！いいんですか？」
と、サシャはパーっと顔を輝かせた
A「ただし！2つしかないから
みんなには内緒にしてよ」
私が言い終わる前にサシャはもう口に飴を含ませながら
サシャ「あーい、わきゃりましゅた」
と、いった
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かすみ(^o^)受験生なので低浮上(プロフ) - 更新楽しみにしています！！！がんばってください！！ (2018年9月10日 22時) (
レス) id: 74a9fe8b0a (このIDを非表示/違反報告)
渡鳥カナ(プロフ) - ありがとうございます！ 期待していて下さい笑 (2018年3月26日 16時) (レス) id: f9a66345dd (このIDを非表示/違反報告)
vile - 今後のリヴァイの訓練兵団への"訓練乱入(親バカ行動)"に期待してます♪ＷＷＷ (2018年3月21日 22時) (携帯から) (レス) id: 66be3b6d69 (このIDを非表示/違反報告)
渡鳥カナ(プロフ) - とーこさんありがとうございます！ (2017年9月4日 15時) (レス) id: 297d899896 (このIDを非表示/違反報告)
とーこ - 面白いです！あのリヴァイが親バカ…発想力、尊敬します！ (2017年9月3日 23時) (レス) id: 9d0b95efc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：渡鳥カナ | 作成日時：2017年8月22日 10時
