第27話 ページ27
「おい、なんでこっちを心配しないんだ！」
「バカかお前は！」
ハンジさんがこちらを心配するようなことを言うと
あの人達は騒いだ
年下相手にみっともな
ハンジ「もちろんそちらも心配していますよ。
でも、今はこの子の心情も読み取らないと」
「なに？」
私の心情？
どういうこと？
ハンジ「貴方がたの子供達はAに口でしかものを言ってない
それは事実です。でも、ならなぜ彼女は彼らに手を出したんでしょう？」
「はっ！知るかよ、その薄汚いガキが
地下街での習慣が抜けなかっただけだろ？」
何よそれ、私が地下街ですれ違った人を全員
殺すみたいじゃない
「暴力することしかない無脳なガキだからだろ？」
ゲラゲラ笑ってこちらを見下してきた
クソ野郎どもがもっとやってやればよかった
ダン！！！
「ひっ！」
いきなりお父さんが野郎の1人に近づきそいつの近くの壁を蹴っ飛ばした
リヴァイ「おい、それ以上言ってみろ
お前らもそいつらただじゃおかないぞ」
背中だけでもお父さんの気迫が伝わってきた
少しぞくっとするような感覚だった
お父さんは壁から足を離しこちらに戻ってきた
リヴァイ「で、ハンジ
なんでAがこいつらに手を出したか説明しろ」
ハンジ「はいよ、なんでも証言によると
最初に殴られた子達がAやリヴァイについて色々言ってきたことがきっかけらしいね
特にリヴァイのことを言ったら様子が変わったって
でも、なんで宿舎に滅多に来ない子供達が2人のことを知ってたのかな？」
「それは・・・」
さっきまで威勢がよかったのに途端に大人しくなった
A「父さんが言ってた、地下街で人を殺して飛び回ってた知性のかけらもない奴が調査兵になった」
私にその場にいた人の視線が集中した
A「ってそいつが言ってました」
私は窓際で寝てるやつを指指した
ハンジ「そうか、Aは自分の父親が罵倒されたことが嫌だったのか
もちろんだからって今回みたいなのはやりすぎだ、反省しなさい」
A「はい」
私が返事をするとハンジさんは私達に部屋から出るように促した
ハンジ「貴方方も家族といえどあんま兵団のことを喋らない方がいいですよ」
ハンジさんはそう言って医務室を後にした
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かすみ(^o^)受験生なので低浮上(プロフ) - 更新楽しみにしています！！！がんばってください！！ (2018年9月10日 22時) (
レス) id: 74a9fe8b0a (このIDを非表示/違反報告)
渡鳥カナ(プロフ) - ありがとうございます！ 期待していて下さい笑 (2018年3月26日 16時) (レス) id: f9a66345dd (このIDを非表示/違反報告)
vile - 今後のリヴァイの訓練兵団への"訓練乱入(親バカ行動)"に期待してます♪ＷＷＷ (2018年3月21日 22時) (携帯から) (レス) id: 66be3b6d69 (このIDを非表示/違反報告)
渡鳥カナ(プロフ) - とーこさんありがとうございます！ (2017年9月4日 15時) (レス) id: 297d899896 (このIDを非表示/違反報告)
とーこ - 面白いです！あのリヴァイが親バカ…発想力、尊敬します！ (2017年9月3日 23時) (レス) id: 9d0b95efc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：渡鳥カナ | 作成日時：2017年8月22日 10時
