102 ページ2
ryuto
.
12/31
ガリさんとAを呼んでの年越し。
Aとの年間行事が
こんなに心置きなく過ごせるのは
久しぶりで。
Aはしばらく少しだけ落ち込んでたけど
急に、
"今年の年越しは、龍斗んちかわたしんちで一緒にいたいな"
なんて言ってきたから
正直ニヤニヤが抑えられないくらい
嬉しかった。
Aちゃんくるのひさびさね
なんていいながら、お母さんも張り切って我が家では恒例の
鍋を俺たちのために用意してくれてる。
3人のグループメッセージに
"もうすぐつくよ〜"
というガリさんからのメッセージが届いて。
それからすぐ、一足先に
Aがうちに来た。
『龍斗ー、あけおめー』
「まだ開けてないから」
『わ!お鍋美味しそー!!』
「Aちゃん、
ちょっと見ない間にまた可愛くなって」
『龍斗まま!そんなことないよ〜』
そういいながら、
女2人で話してるところに割って入って
「A、部屋行こう」
と、声をかける。
『うん!』
お土産〜と、Aのお母さんが作った
天ぷらを母さんに渡してから
『まって〜』
って、いいながらパタパタ
俺の後ろをついてくる。
部屋に入れば
Aは早速ベッドに寄りかかって座るから
俺もその横に座った。
『ね、龍斗、
ありがとね』
「へ?」
『涼のこと、いっぱい迷惑かけちゃって
でも、龍斗のおかげで
前進めたから!』
「ん、そっか」
とびっきりの笑顔のAは
俺の知ってるAで。
その髪に触れれば
『なんか久しぶりに
ポンポンされた気がする〜』
って、くすぐったそうに笑うから
少しだけ大人になったAに
何かを期待しちゃうよ。
.
635人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちゅっきー(プロフ) - H A Fさん» ありがとうございます✨数年前に書いた小説ですが、今もこうしてコメントしてくださる方がいらっしゃるのがとても嬉しいです😊 (2022年7月30日 1時) (レス) id: 108d56d817 (このIDを非表示/違反報告)
H A F - お話を書いて下さりありがとうございます😁この先はどうなるんだろうとわくわくしながら楽しく読めました!これからも頑張って下さいね😊応援しています (2022年7月27日 12時) (レス) @page26 id: df48684e0a (このIDを非表示/違反報告)
ちゅっきー(プロフ) - さら☆さん» コメントに気づかずごめんなさいm(__)mもう締め切ってしまったのですが、ご協力のお心遣いありがとうございました^ ^ (2019年11月7日 23時) (レス) id: c0a7664ca3 (このIDを非表示/違反報告)
さら☆(プロフ) - いつも楽しく拝読してます☆卒論用のアンケートですが、クリックしても飛べません。私だけなのでしょうか?(*_* (2019年11月2日 23時) (レス) id: 2ea785f477 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちゅっきー | 作成日時:2019年10月21日 23時