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3人で龍斗ママのお鍋を食べて
まったり年越しを待つ。
『ね、人生ゲームでもしよ!』
「いいじゃん!」
「えー、どこにあるっけ」
『その押入れの中じゃなかった??』
久しくボードゲームなんてやってなかったから、龍斗もしまった場所を覚えていないようで
ここじゃない?
と私が立ち上がれば、龍斗も立ち上がる。
『あそこは??』
背伸びして、積み上げられた古いおもちゃやゲームの中から人生ゲームを探す
「ん?これ??」
私がどかそうとしたのを、軽々と持ち上げてくれた龍斗
気づけば真後ろに
龍斗が立っていて、その近さになぜかドキドキと胸が鳴る。
『あ、あれだ』
龍斗がどかしたその先に見つけた人生ゲーム
またも背伸びをして取ろうとすれば
「A届かないでしょ」
と笑いながら、それを引っ張りだして、私に渡してくれる。
『ありがと』
と、振り向けば、龍斗は
私から目をそらして、少しだけ耳が赤い
「ん」
と、一言返事をして
何事もなかったようにコタツに入る龍斗
『ちょっと、龍斗
さっきよりこっち来すぎじゃない?』
「んぇ?変わってないから」
なんていいながら
少しだけ埃のかぶった人生ゲームを
3人で広げた。
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ちゅっきー(プロフ) - H A Fさん» ありがとうございます✨数年前に書いた小説ですが、今もこうしてコメントしてくださる方がいらっしゃるのがとても嬉しいです😊 (2022年7月30日 1時) (レス) id: 108d56d817 (このIDを非表示/違反報告)
H A F - お話を書いて下さりありがとうございます😁この先はどうなるんだろうとわくわくしながら楽しく読めました!これからも頑張って下さいね😊応援しています (2022年7月27日 12時) (レス) @page26 id: df48684e0a (このIDを非表示/違反報告)
ちゅっきー(プロフ) - さら☆さん» コメントに気づかずごめんなさいm(__)mもう締め切ってしまったのですが、ご協力のお心遣いありがとうございました^ ^ (2019年11月7日 23時) (レス) id: c0a7664ca3 (このIDを非表示/違反報告)
さら☆(プロフ) - いつも楽しく拝読してます☆卒論用のアンケートですが、クリックしても飛べません。私だけなのでしょうか?(*_* (2019年11月2日 23時) (レス) id: 2ea785f477 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゅっきー | 作成日時:2019年10月21日 23時