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5話 ページ6

なんだかんだで大学生活を送っていたけど、この時から真凛がよく体調を壊すようになっていた。

授業も何度か休んでしまう日々が続いていた。
真凛のお父さんが働いてる総合病院でよく診察を受けに行く日が多くなってた。


勇『真凛、昨日は病院行ったの?』

真『行って来たよ〜』

美『パパはなんて言ってたの?』

真『ただの風邪だって〜』

勇『風邪のくせにしては結構長くない?しかも最近よく転んで怪我してるじゃん、それも関係あるの?』

美『たしかに、なんか少し痩せた気がするし足とかあざ増えてきたじゃん』

淳『でも、真凛のお父さんが大丈夫って言ってたんだろ?』

真『大丈夫だよー、環境も変わったりしたからそーゆー疲れから来てるかもしれないしって言ってたし!まぁ、あまりにも長引いたら入院して検査しようって言ってたけど今はとりあえずは大丈夫だってさ』

勇『俺心配だよ…でも、真凛のお父さんの病院だからきっと大丈夫なのかな…?』

真『そんなに心配しないでよ〜笑』

淳『あんまり無理すんなよ?』

真『ありがとう!!』

勇『夏休みはみんなでキャンプ行くんだから早く良くなるようにしないとね!』

美『そうだよ!今年の夏はたくさん遊ぶぞ〜!』

真『ちょ〜楽しみ!早く治すね!』




この時、一瞬だけど真凛の顔から笑顔が消えたのは誰も気づいていなかった。

真凛が大丈夫って言い張るからみんなは、そんなことは疑いもしなかった。

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作者名:みー。 | 作成日時:2017年11月23日 23時

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