第八十六話 地下での祝宴 no-side ページ9
＿＿速度20ノット、公海に向けて航海中＿＿＿
コンテナの中の敦＿＿
「死ぬなよ、小僧！」
それを追う国木田＿＿＿＿
その頃地下牢では中原中也と太宰との戦いが始まっていた……
中也の打撃を避けた太宰は中也に
「なんだその
一気に太宰は壁にぶつかった。
「ぐあぁっ……」
「
立てよ……
「……流石はポートマフィアきっての体術使い……ガードした腕がもげるかと思ったよ」
太宰は立ち上がり
「君とは長い付き合いだからね、手筋も間合いも呼吸のくせも完全に把握している」
と云う。
正直恐ろしい男だ。
「でなきゃ相棒は務まらない……だろ？」
太宰が言った瞬間、中也は太宰に飛びかかる。
「だったらこの攻撃も読まれてるんだろうなァ！」
太宰の右頬にストレートがばっちり当たる。
「
太宰の腹に強烈な一撃が直撃。
「ぐっ……ぐあぁっ……！」
すぐさま首を握り、
「動きが読める程度で俺に勝てると思ったか」
ナイフを当てる中也。
「最後に教えろ、わざと捕まったのは何故だ。ここで何を待っていた」
太宰は黙りこくる。
「ふん、だんまりか。いいさ、拷問の楽しみが増えるだけだ……」
「1番は……敦くんだ」
首を絞められ、苦しいような声でそう言った。
「“アツシ”ィ？」
「君たちがご執心の人虎さ……彼のために70億の懸賞金をかけた御大尽が誰か、知りたくてね」
「身を危険に晒してまで？泣かせる話じゃねぇか。
と、言いたいところだが、結果がこのザマじゃなァ……“麒麟も老いぬれば駑馬に劣る”ってか？
“最年少幹部”さんよ。ま、運にも見放されたってことだ。
なんせ、俺が西方の小競り合いを鎮圧して半年ぶりに帰ったその日に捕縛されんだからな
俺からしたら幸運だぜ」
すると、ふっと太宰が笑みを零す
「何がおかしい」
「いいことを教えよう、明日、五大幹部会がある」
その時、地下にまた人が現れた。
第八十七話 最恐の医師→←第八十五話 言葉の力 no-side
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死神参謀凶華(プロフ) - 神楽さん» ありがとうございます！！続編絶賛考えてます！ フォローありがとうございます！！ (2018年10月14日 10時) (
レス) id: 49037b932f (このIDを非表示/違反報告)
神楽(プロフ) - 続編ですか！おめでとうございます！楽しみに待ってます！P.S.Twitterフォローしました (2018年10月14日 10時) (レス) id: 7244bac494 (このIDを非表示/違反報告)
死神参謀凶華(プロフ) - りとさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2018年10月6日 17時) (レス) id: 49037b932f (このIDを非表示/違反報告)
死神参謀凶華(プロフ) - 紅月さん» 中也さぁぁぁん←変換欄を殺して頑張った続編をお楽しみあれ…… (2018年10月6日 17時) (レス) id: 49037b932f (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも楽しいお話を待ってます！ (2018年10月6日 17時) (レス) id: 892238b735 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凶華 | 作成日時：2018年10月6日 17時
