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第百六話 珈琲どうぞ no-side ページ31

___味噌汁の___匂い?___




敦はそれで目を覚ます。


「……ッぐっ!?」


敦は急いで飛び起きる。


眼前にはあの赤い着物がぼやけて映るが


その着物の主は一人しかいない。


「おはようございます」


「…………え?」









「同棲なんて聞いてませんよッ!!!」


『まぁまぁ敦くん。あ、泉鏡花、珈琲どうぞ』

「有難う岡本A」


フルネーム呼び部隊はまたも和やかではない空気だ。


「部屋が足りなくてねぇ。しかし、彼女は同意してるよ」


カップを両手で持ったまま、「指示なら」と同意の意を示す鏡花。


「わからないかい敦くん」


太宰は敦に手招きをして耳打ちする。


「なんです」

「縁者のいない彼女は沼の中のように孤独だ、それに、組織の刺客が来るやもしれない。」

「確かに……」

「君が守るんだ」

「……わかりました、僕、頑張ります!」


敦に話終えると椅子を半回転させてにゃはーとか云う太宰。


「敦で遊んどる暇があったらポートマフィアに囚われた際の報告書を出せ」


また半回転してキリッとした顔になる


「敦くん、私の代わりに報告書を書き給え」

「えぇ……」

「君に懸賞金をかけた黒幕の話でも、かい?」

『あー、やっぱり。』

「おい岡本貴様もグルか」

『グルだなんて人聞き悪い』


「わかったんですか?」

「ポートマフィアの通信記録によると、出資者は“組合(ギルド)”と呼ばれる北米異能組織の団長だ」

組合(ギルド)は都市伝説の類いだぞ……?」


組合(ギルド)は存在します、構成員は軍閥の要職を担う一方で裏では膨大な資金力と異能力で幾多の謀を底企む秘密結社……』


「詳しい……ですね」

「そんな連中がなぜ敦を」

『……私は……国木田さんがまだここに来る前、組合(ギルド)の先代だと思しき男から120億の懸賞金をかけられたことがあります』

「……そんなことが……」


するとすぐそばからヘリの音がする。

すると谷崎が事務所へ飛び込んできた。


「大変です!」


屋上に駆けていくと黒いヘリが見える。

どう考えても交通の邪魔だ。


「先手を取られたね」

『私も作戦に出ますか……』



ヘリから3人の人が見える。


組合(ギルド)の刺客だ___

第百七話 社の魂 no-side→←第百五話 雨ニモマケズ no-side



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死神参謀凶華(プロフ) - 神楽さん» ありがとうございます!!続編絶賛考えてます! フォローありがとうございます!! (2018年10月14日 10時) (レス) id: 49037b932f (このIDを非表示/違反報告)
神楽(プロフ) - 続編ですか!おめでとうございます!楽しみに待ってます!P.S.Twitterフォローしました (2018年10月14日 10時) (レス) id: 7244bac494 (このIDを非表示/違反報告)
死神参謀凶華(プロフ) - りとさん» ありがとうございます!頑張ります! (2018年10月6日 17時) (レス) id: 49037b932f (このIDを非表示/違反報告)
死神参謀凶華(プロフ) - 紅月さん» 中也さぁぁぁん←変換欄を殺して頑張った続編をお楽しみあれ…… (2018年10月6日 17時) (レス) id: 49037b932f (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも楽しいお話を待ってます! (2018年10月6日 17時) (レス) id: 892238b735 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凶華 | 作成日時:2018年10月6日 17時

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