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第四十五話 失踪の岡本 ページ5

「さすがに不気味ですね」

『まぁね……』

ガラン

『ひゃあ!』

「Aさん、怖い話好きなのにダメなんですか?」

『お化け屋敷とか……人の作ったものは行けるんですけど……リアルの廃病院とかは嫌でヒイッ』

「でも着いてきたんですか……Aさん 」

『だって仕事だし……』

「でも、なんかいい感じじゃない?テンション上がっちゃうなぁ」

「また変なキノコでも(かじ)ってるんじゃないだろうな?」

『きの……』←トラウマ

「きの……」←同じく

「ひょっとして国木田くん、ビビってる?」

「若しかして幽霊とか怖いんですか?」

『同士……!』

「ゆ、幽霊など怖くはない!岡本もくっつくな!」

『だだだだだだだって怖いからぁぁぁぁぁあ』

「だからといってなんで俺なんだ離れろ!」

引き剥がされた

『ふぎゃ』

「はぁ、国木田くん、怖くないなら早くおいでよ」

「愚か者めこの手の映画では調子に乗って軽率な行動をとる者から犠牲になるのだ」

『うんうん、同感です、私この間乱歩とホラゲーやってて本ングッ』

「岡……本……?岡本!?おい岡本!」

「国木田さん、見てくださいこの足跡!まだ新しい」

「───助けてェ!!!」

「今の声!?」

「地下か!」

......................................................

《敦side》

僕らが駆けつけると大きな水槽の中に下着姿の女性が閉じ込められている。

水槽の中には大量の水が流れ込んでいる。

国木田さんが拳銃で水槽を撃ってその人を助けた。

太宰さんが自分の外套を女性にかける。

「ゴホゴホ……ありがとうございます助かりました。
……佐々城信子と申します。東京の大学で教鞭を執っております。」

「12人目の被害者ってことですか?」

「あなたを誘拐した犯人の顔は見た?」

「すいません……駅で急に気を失って……気がついた時にはこうして水槽で溺れかけていました……」

「太宰、この状況をどう見る」

「佐々城さんの格好が エ ロ い」

「真面目に!」

「そうだ、ここには私の他にも誘拐された方がいる筈です……水槽で溺れかける前に確かに声を聞きました……」

お知らせと感謝ぁぁぁぁぁあ→←第四十四話 廃病院へ



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紅狐 - はっ!何処かでfriskが決意を抱いた気がする…!! (2018年10月13日 22時) (レス) id: 3d24de6556 (このIDを非表示/違反報告)
死神参謀凶華(プロフ) - 紅月さん» ありがとー、頑張る(笑) (2018年8月18日 15時) (レス) id: be92b64847 (このIDを非表示/違反報告)
紅月(プロフ) - 続編おめでとうございます! ギルド戦まで頑張れ(*´ー`*) (2018年8月18日 15時) (レス) id: c8e9e68a05 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凶華 | 作成日時:2018年8月18日 14時

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