第六十一話 蒼の使徒 no-side ページ25
「こんな場所で何の用だ」
「これ、なんだと思う?
アジトのパソコンの中にあったヨコハマの調査情報だよ
驚くことにこのヨコハマ支配には探偵社の殲滅が第一だと書かれていた」
「裏社会を牛耳るポートマフィアではなく、か」
「彼らは踊らされていたんだ、偽の情報でね」
「まだ黒幕が?」
「実は、真犯人と思ってる人物にメールを出した」
国木田は驚く
「犯人である証拠を持っているとね。もうすぐここに来るはずだよ……」
そこに奥の廊下から足音が響く
その主はあの田口六蔵だった……
「真逆お前が、お前がそうなのか?六蔵!」
「何言ってんだお前。まだ始まってねぇのかよ」
「そうか、君は私の電子メールをハッキングで覗き見たね?」
「本当にお前じゃないんだな」
「俺はただ真犯人の顔を拝みたかっただけだよ」
「本当に本当だな!」
その時金属の擦れる音が
した
六蔵がいち早く気づくが国木田は気づかない
「本当にお前じゃ━━━」
「危ねぇ眼鏡!!」
国木田を六蔵が庇った瞬間
銃声がした
ダンッ、と無慈悲な音が響き、
六蔵の体は力を失い倒れていく
そこへ太宰が駆け寄る
「やはり貴方が蒼の使徒か……
……佐々木信子さん」
太宰は手にした銃を構える。
その方向には冷たい眼で3人を見つめる
佐々木信子がいた
「そんな……」
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紅狐 - はっ!何処かでfriskが決意を抱いた気がする…!! (2018年10月13日 22時) (レス) id: 3d24de6556 (このIDを非表示/違反報告)
死神参謀凶華(プロフ) - 紅月さん» ありがとー、頑張る(笑) (2018年8月18日 15時) (レス) id: be92b64847 (このIDを非表示/違反報告)
紅月(プロフ) - 続編おめでとうございます! ギルド戦まで頑張れ(*´ー`*) (2018年8月18日 15時) (レス) id: c8e9e68a05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凶華 | 作成日時:2018年8月18日 14時