割と普通の女の子だって万能の異能力者だったりするかもしれない。

第二十二話 七十万の勝負 ページ25

「参加するかい？賞典は今───七十万だ」

「中てたら貰える？本当に？」

「ｼﾞサツ主義者に二言はないよ」

ｼﾞサツ主義者に二言はないって本当なのか

よく分からない

まぁこれで“ポートマフィア元幹部”

なんて出たら凄いよね

あっ、敦くん本気の目だ

「七十万、頂きます！」



「勤め人(サラリーマン)」

「違う」

「研究職」

「違う」

「工場労働者」

「違う」

「作家」

「違う」

「役者」

「違うけど……役者は照れるね」

「うーんうーん」

「だから本当は浪人か無宿人の類いだろう」

『違いますよ』「違うよ」

「この件で私は嘘など“つけない(・・・・)”」

『！』

私が知ってること知ってたか

まぁそっか

「うふふ降参かな？じゃ、此処の払いは宜しく」

Prr……

「うン？」

潤くんの電話が鳴る。

「ハイ、……え？依頼ですか？……Aさん個人にも？あぁ、はい、分かりました」

『潤くん？』

「僕らにはご依頼の方が来てます、Aサンに……ポートマフィアから……」

『めんどくさぁぁぁぁぁあ!!』

「Aさん？キャラがおかしいですわよ？」←

『だってやだよ！黒蜥蜴とか遊撃隊とか1vs多数は無理だよ！』

「まぁ大丈夫ですよ、Aさんなら。私と心中しても傷一つないですし。」

「あの……Aさん」

『どうしました敦くん』

「谷崎さん達を渾名で呼ぶのには理由があるんですか？」

『だって同じ苗字ですから！』

「……」

「……」

「小僧、岡本は脳きn(((((」

国木田さんを蹴り飛ばす☆←

『ところで太宰さん』

「……はい」

『脳筋ってなんですか？』

...........................................

なんか主ちゃんのキャラが私に似てきた。

おかしいなぁ。

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