第十七話 或る爆弾 敦side ページ20
「なにが"一丁あがり"だ」
「お？」
「“今だー”とか“確保ー”とか口で言っているだけで、全然働いてないではないか！」
「それはしょうがないよ。だって国木田くんはジャンケンで負けたんだから」
「貴様……」
「まぁまぁ、事件は解決したのだから、細かいことはいいじゃないか」
はぁ、僕もやっと
仕事斡旋人さんの所へ行ける……
国木田さんと太宰さんは
嘘健康情報で揉めてるみたいだったけど、
僕はそれどころではなく、
爆弾魔は確保され、新しい仕事も探せる、
心が落ち着き始めたその時。
「貴様ァ！人を愚弄するのもいい加減にせんかァ！」
と国木田さんが叫ぶと
「お前もなぁ！」
2人が争っていた隙を狙い、
爆弾魔が国木田さんから起爆装置を奪い返す
「しまった！」「ああ！」
「莫迦にしやがって……ほんっと、異能力者ってやつらは、どこか心が歪だ……」
そう言って爆弾魔はスイッチを
───押した。
同時に表示される［00:30:00］の文字。
「あと30秒で爆発！？」
僕……今一番……爆弾の近くだ
「小僧！」
国木田さんが助けてくれるかと思ったけれど
「させるか！」
爆弾魔に国木田さんは足止めされた
どうする……
そうだ！
太宰さんが言っていた、
爆弾に“何か”を覆い被せれば
ある程度は爆風を抑えれられるかもしれない
と。
「なにか被せるもの……何か……何かないか!!」
すると人質の女の子と目が合った
“見捨てないで”と目が訴えてくる。
次の瞬間僕はその女の子を突き飛ばした
女の子は幸い太宰さんが受け止めてくれた
僕は……
爆弾に覆いかぶさった───
「敦くん……!!」
「あれ？僕は……何をやってるんだ？」
「莫迦！」
「小僧！」
「くっ……」
ついにカウントがゼロになり、
目を閉じて身構える。
しかし、いつまで経っても
その身には爆風どころか
塵ひとつ飛んでこない。
僕は固く閉じていた瞳をそっと開けた
...................................
「……作者さん」
('ω')ｳｨｯｽ
「この物語の主人公はAさんですよね？」
('ω')ｳｨｯｽ
『私が全く出てこないのですけれど？』
('ω')ｳｨｯｽ
「『ちょっとは言い訳くらいしてください』」
計画があるンスよ
「へぇ、何話で実現されるんです？」
あの敦くん、キレてます？
「僕もAさんもキレてます。」
('ω')ｳｨｯｽ
次回、やっと主ちゃん降臨せし。(恐らく)
第十八話 爆弾魔騒動 敦side→←第十六話 新聞配達員と爆弾魔 敦side
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いーさん - あの、夢主のイメージ画、載せられてないです。 (2月22日 21時) (
レス) @page6 id: e94fc6ce81 (このIDを非表示/違反報告)
死神参謀凶華(プロフ) - とめぃと。さん» 大丈夫だと思います（笑）私も実は覚えていないんです←駄作者 まぁ主に雷獣を使ってます。雷獣は敦くんの虎の黒バージョンだと思ってくだされば…… (2018年8月18日 14時) (レス) id: be92b64847 (このIDを非表示/違反報告)
とめぃと。 - 異能全部覚えきれん…←記憶レス (2018年8月18日 13時) (レス) id: c84f1b316a (このIDを非表示/違反報告)
死神参謀凶華(プロフ) - 紅月さん» ('ω')ｳｨｯｽ (2018年8月15日 20時) (レス) id: be92b64847 (このIDを非表示/違反報告)
紅月(プロフ) - 死神参謀凶華さん» どうもリア友の者です(( (2018年8月15日 19時) (レス) id: c8e9e68a05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凶華 | 作成日時：2018年8月2日 13時
