検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:15,065 hit

八話 ページ10

モトキside

目が覚めて、びっくりした。

A「あ、起きた?」

モトキ「ゲホゲホ、起きたけど…」

A「よかった〜」

モトキ「A、どうして、ここにいんの…?」

A「え?おぼえてないの?」

モトキ「うん…」

A「モトキ、熱ある状態で学校に来たでしょ。それで、四時間目の終わったときに、立ち上がろうとして、倒れたの。」

モトキ「え…」

A「それで、私とシルクでモトキを保健室まで連れてって、モトキのとこ連絡つかなかったから、私の家に来てもらって、今の状態」

モトキ「シルクは?」

A「シルクは、いやいや熱さまシート買いに行ってる」

モトキ「あ、そうなんだ…」

A「せっかく、起きたし体温計ろ?」

モトキ「うん、」

起き上がろうにも、体が、思うように動かなかった。

A「今は無理しちゃダメ」

モトキ「うん、」

A「ハイ、これ脇に挟んで?」

モトキ「分かった」

体温計は、冷たかった。
それだけ、俺の体温が、熱いんだろうなと実感した。

ガチャ
シルク「入るぞ?」

A「熱さまシートありがとー」

シルク「おう(笑)
モトキ、大丈夫かよ?」

モトキ「ゲホゲホ、…まあ」

ピピピピ

シルク「何度?」

モトキ「38,9°…」

A「そりゃ、倒れるね」

シルク「熱さまシート貼る?」

A「シルクに、つけてあげる(笑)」

シルク「止めろって」

シルク「てか、俺そろそろ帰るわ」

A「なら、またね〜」

ガチャ

結局、その日のシルクが帰った後の記憶は全く無かった。

9話→←七話



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 5.8/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
22人がお気に入り
設定タグ:Fischer's , 日常 , シルクロード   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おさく[桜になりたい人] | 作成日時:2020年5月27日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。