9話 ページ11
モトキside
朝、太陽の光が妙に眩しかった。
でも、ここは自分の部屋じゃねぇなって起きてすぐ分かった。
理由は、簡単となりにAがいたから。
こいつ、バカだなと思った。
何で、病人のとなりで寝てんだよ…
熱ないかな…
Aの額に触れた。
モトキ「…熱あるな、こりゃ」
A「…魁…ゲホゲホ」
モトキ「…何?ゲホゲホ」
A「熱下がった?」
モトキ「いや…体まだ痛い笑」
A「なら、ここにいな…
私、だるいから、寝るね?」
そういって、Aは、寝た。
寝てる彼女のかおは、熱のせいかほんのり顔が赤かった。
モトキ「よいしょ…」
Aのお母さん「魁くん、よくなった?」
モトキ「ゲホゲホ…少しは…」
Aのお母さん「まだ、体調悪そうだし、寝てて?」
モトキ「Aは?」
Aのお母さん「魁くん風邪が、移ったのね笑笑」
モトキ「すみません…」
Aのお母さん「いいわよ(笑)」
モトキ「ありがとうございます…」
Aのお母さん「ゆっくりしてってね!」
結局、その後Aの寝顔を少し見て、夕方になって母が迎えに来たので帰った。
次にAが、来たときは俺が倒れた三日後だった。
俺が、来た瞬間にAも、注目を浴びた。
Aの友達「ねえ、魁くんに移されたの?」
A「うんうん。違うよ(笑)」
Aの友達「なら、何で?」
A「わたしは、移された訳じゃなくて、移してもらったの(笑)
Aの友達「え…」
その時、言ってくれた言葉が俺は何より嬉しかった。
実際、移したのは俺なのに、Aは、自分が、被害者になるにも関わらず、話した。
でも、それと反対に俺はAが、A自信でA自体のことを傷つけてるから、それを守らないとと思えた。
この事が、俺がAのことを好きになるきっかけになった。
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作者名:おさく[桜になりたい人] | 作成日時:2020年5月27日 14時