26.自惚れ ページ28
｢…。｣
突然の質問に、答えられずにいた。
──答えていいのかな？
──応援してくれるかもしれないよ？
──…いや、もしかしたら俊くんにバラされるかも…。
──それは嫌。好きってことが変にバレるのが一番嫌だ。
一人で考えて、悪循環の考えに陥る。
そんな私をリコ先輩はにわかに笑い、
｢大丈夫。言ったりしないわよ！｣と、
彼女特有の明るい笑顔で私の肩を軽く叩いた。
｢好きですよ。…ずっと前から。｣
リコ先輩の言葉と態度の優しさに、さっきまでの悪循環の考えが吹っ飛び、気づいた時には口に出していた。
｢…告白、しないの？｣
リコ先輩は、静かに問う。
｢しませんよ!?そんな勇気…出せません。｣
告白するなんて…怖い。
この今の関係が…無くなってしまいそうで。
｢わからないじゃない。いい返事、貰えるかもよ？｣
いい返事？
それって、私に対して俊くんが恋愛感情を持ってるってこと？
ありえないじゃん。
｢…無理ですよ。…きっと俊くんはそんな風に思ってませんから。｣
｢…俊くん…ね。｣
｢…あ。｣
俊くんって…呼んじゃった…。学校なのに。
ごめん俊くん…しくじった。
｢…Aちゃん。あなたは、幸せ者なのよ？
好きな人が幼馴染っていうことは、その人と近くにいられる。
けど、自惚れちゃダメ。
いつか、彼に彼女ができて、あなたのそばからいなくなってしまうかもしれない。
それでもいいの？｣
リコ先輩の言葉は、私の心に重く響いた。
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七瀬花凛(プロフ) - 柊 蒼葉さん» リクエスト本当にありがとうございました！ダジャレ苦労しましたwwまたリクエスト受け付けますよ！応援よろしくお願いします！ (2018年12月25日 12時) (
レス) id: 7e6094d3cd (このIDを非表示/違反報告)
柊 蒼葉(プロフ) - ふぉおおおおおお！！←←リクエスト反映ありがとうございます！伊月の安定のダジャレwwwからのマフラーはやばいですね笑ごちそうさまでした←本編続きも楽しみにしてまーす♪ (2018年12月25日 7時) (レス) id: b1a38b8367 (このIDを非表示/違反報告)
柊 蒼葉(プロフ) - 返信ありがとうございます！！楽しみに待ってます！ (2018年12月19日 22時) (レス) id: b1a38b8367 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬花凛(プロフ) - 柊 蒼葉さん» リクありがとうございます！了解しました！クリスマスまでに頑張って間に合わせます笑笑 ガールズトークは、ちょうど本編に書こうと思っていたので、是非そちらを！いえいえ！そんなことないです！毎回試行錯誤ですよ笑笑 (2018年12月18日 18時) (レス) id: 7e6094d3cd (このIDを非表示/違反報告)
柊 蒼葉(プロフ) - リクエストで、リコちゃんと主人公ちゃんのガールズトークやクリスマス時の話が読みたいです！！作者さん、語彙力高いですね…！！そんけーします|´-`)ﾁﾗｯ (2018年12月16日 20時) (レス) id: b1a38b8367 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七瀬花凛 | 作成日時：2018年9月25日 13時
