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青side
よし！そろそろいくか！
ドアを開けて外に出る。
そして、鍵をかける。
「、、、フフッ、」
自分でもわかる。
今の顔が最高に気持ち悪い事くらい。
でも鍵やで？好きな人の！
ヤバいよな。
てか、そろそろ時間ヤバいんちゃうん？
急がな！
意外と先生の家から学校までは近い。
そらそうか私立やもんな。
まぁ、そのおかげで俺の生活はカツカツなんやけど。
だいたい400メートルくらい直進した先の十字路を右に曲がると商店街みたいなところに着いてそこから300メートルくらい歩いたら学校が見えてくる。
「あっ！ここかー、神ちゃんの家、というか店。」
あのときは暗くて良く見えなかったけど。
そういえば神ちゃん、中学1年の夏に引っ越したけどまた、戻ってきたんや。
俺の中学入って最初の友達やったのにすぐ離れてもうて悲しかったな。
今は隣町の公立に行ってるらしい。
てか、この前のアネモネの呪いってなんやったんやろ。
今日、学校帰りにでも聞いて帰るか。
桃「流星！おはよう。」
「おお、望おはよう。」
桃「あれ？流星、この道通る家の方向やったっけ？」
ギクッ。
「、、、あぁ〜家を早めに出てきてしもうたから散歩ついでに回り道してきた。」
桃「へ〜、登校二日目に？」
ギクギクッ。
「まぁ、そんなところ(笑)」
桃「ふーん。(疑)」
「ホンマやって。」
桃「まぁ、ええけどさ、なんかあるんやったら俺に言ってや？」
「もちろん。」
あっぶね〜汗
こりゃ望にバレるのも時間のうちやなぁ。
桃「あ、中間先生。」
「んなわ！？」
桃「なんかあるんやね。」
おお、もうバレた。
言うしかないか。
「そっそれが、びっくりせんでな。、、」
昨日、バイトがバレたこと、
中間先生と桐山先生が逃がしてくれたこと、
中間先生の家に転がり込んだこと、
これから居候する事、
全部話した。
桃「そーやったんや〜、、、、、、」
「、、、、、、」
桃「ええぇぇぇえ！！！！」
ほらまた出たデジャブ。
驚かないって言ったやん。
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作者名：さかな | 作成日時：2021年2月17日 21時
